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国際航空宇宙展、ビッグサイトで開幕 4年に一度、過去最多出展

Aviation Wire 10/12(水) 18:50配信

 4年に一度、航空宇宙防衛分野の企業が一堂に会する展示会「2016年国際航空宇宙展」(JA2016)が10月12日、東京ビッグサイト(東京・有明)で開幕した。15日までで、一般社団法人・日本航空宇宙工業会(SJAC)と東京ビッグサイトが主催する。

 今回は過去50年で最多となる国内外792社・団体が出展。このうち国内が602社・団体、海外からは190社・団体がブースを構えている。

 三菱重工業(7011)は、開発中の国産ジェット旅客機「MRJ」の大型模型や客室のモックアップを出展。川崎重工業(7012)はエアバス・ヘリコプターズと共同開発したBK117D-2(H145)の実機、富士重工業(7270)は陸上自衛隊向け次期多用途ヘリコプター「UH-X」の模型など、大型展示で目を引くブースもあった。

 会場内は重工各社のほか、操縦制御システムを手掛けるナブテスコ(6268)をはじめとする国内サプライヤー、牧野フライス製作所(6135)などの工作機械メーカー、東京都をはじめ自治体が支援する航空機産業クラスター、航空自衛隊、大学なども出展している。

 海外からはボーイングやエアバス、ロッキード・マーチン、ベルヘリコプター・テキストロン、レイセオン、タレス、BAEシステムズなどが参加。ボーイングは787のシミュレーターや、777Xの客室をVR(ヴァーチャル・リアリティー)で体験できるコーナーを設けていた。

 エアバスはA380とA350 XWBのカットモデルを出展。A380はビジネスクラスとプレミアムエコノミー、エコノミーの3クラス構成、A350はファーストとビジネス、プレミアムエコノミー、エコノミーの4クラス構成を模型で再現している。また、エアバス・ヘリコプターズが開発中で、2015年6月に初飛行したH160の実物大モックアップが展示されている。

 民需と軍需双方を出展するタレスは、旅客機用IFE(機内エンターテインメントシステム)の新システムを展示。コントローラーを上下左右に動かすと画面上のカーソルが移動し、ファーストやビジネスのように席から画面が遠い席でも、好みの映画などを楽に選択できる。

 また、全日本空輸(ANA/NH)と日本航空(JAL/JL、9201)も、国際線ビジネスクラスのシートを展示。JALはシートに加え、活動を支援している日本初の民間月面探査チーム「ハクト」が開発している月面探査機の模型も出展している。

 JALの担当者によると、月面探査機はカーボン製で、JALが787で培ったカーボン製胴体の整備ノウハウを活用していくという。

 JA2016は10月12日から15日まで開催。全日程が業界関係者を対象とした、トレードデーとなっている。15日のみパブリックデーで、一般客も入場できる。目標入場者数はトレードデー3万人、パブリックデー1万人の計4万人を見込む。初日の12日は、各国の軍関係者の姿が目立った。

 前回2012年は、名古屋のポートメッセなごやと中部空港(セントレア)の2会場で開催。32カ国・地域から664社・団体が出展した。来場者数はトレードデー4日間で2万1753人、一般来場者が14万1131人だった。

 トレードデーの入場料は、招待状を持っている人は無料で、招待状がない人は事前登録で2000円、当日券は5000円。パブリックデーは14日まで販売している前売券が1000円、当日券が1200円となっている。学生は学生証を提示すると無料になる。

Tadayuki YOSHIKAWA

最終更新:10/12(水) 22:21

Aviation Wire

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