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阪神高山を監視せよ!金本監督「あいつ、すぐ(手を)抜くから」平野コーチ指名

デイリースポーツ 10/12(水) 6:04配信

 阪神・金本知憲監督(48)が11日、甲子園球場で行われた秋季練習で高山俊外野手(23)の「監視役」に平野恵一1軍打撃コーチ(37)を指名した。指揮官は「あいつ、すぐ(手を)抜くから」と意外な一面を指摘。平野コーチに練習中の徹底監視を指示した。期待する「3割・20本塁打・80打点・20盗塁」の来季クリアへ、手抜き厳禁の濃密練習を課す。

 金本監督がティー打撃を終えた高山にそっと近づき、何やら声を掛けた。指揮官はその後、1軍に入閣したばかりの平野打撃コーチとも対話し、大切なことを確認した様子だ。真剣な表情の三者…。オフの調整法を共有しているようにも映ったが、実は意外な打ち合わせが行われていた。

 金本監督 「高山?ああ、バットのこととか、スイングのこととか、いろいろと(話した)ね。それと…。あいつ、すぐ(手を)抜くから。チラチラ(首脳陣を)見て、チラリズムでよくチェックしているから。意外とね…。だから平野に言っておいた。こいつ、サッと抜くから、よく見張っておけよってね」

 プラチナルーキーの、思いも寄らぬ側面を笑いながら報道陣に明かした。ドラフトで自ら引き当てた東京六大学のスターは新人安打の球団記録を更新するなど、セ・リーグ新人王の最右翼に挙がる。真面目で優秀なエリート。おそらく大方のファンもそんなイメージを抱く、さわやかな23歳。が…実は「手抜きの達人」だと指揮官は言うのだ。

 平野コーチ 「しっかり、見張りますよ。うまく乗りきろうとしがちだけど、彼にそういうことは求めていないのでね。レベルアップしてもらうためにも、厳しくいきますよ」

 新コーチは笑顔ながら、真面目な声色で「高山のためですから」と言った。金本監督は含み笑いで「あいつは…」と高山の本性を暴いたが、期待値が半端でないからこそのイジりでもある。「2年目のジンクス?そんなの、ないでしょ」とも言う。それどころか、来季、高山に対するリクエストは虎では前人未到の領域なのだ。

 金本監督 「来年は(ずっと)クリーンアップを打ってほしいね。甲子園は広いけど、20本(塁打)は打ってほしいし、打率は3割。打点は80くらいは挙げてほしい。打つだけじゃなしに走塁、盗塁の意識も高く持ってほしい。20~30盗塁?いきなり30は難しいけど、足は速いし意欲もある。もっと、もっと、意欲をもってほしい。横着はさせませんよ」

 3割、20本塁打、80打点、20盗塁。仮に金本監督がこの数字を具体的なノルマに課し、高山が達成したとすれば、トリプルスリー達成者不在の阪神では1950年の藤村富美男以来となり、左打者に限れば球団史上初の快挙達成となる。

 金本監督 「高山と俺とでは入団時のレベルが違う。俺は1年目、ヒット0だから」

 高山の“手抜き”に目を光らせ、規格外のポテンシャルに無限大の期待を寄せる。

最終更新:10/12(水) 10:21

デイリースポーツ

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