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【セ・リーグCS】“臨時ボーナス”ゲットに燃えるDeNA

東スポWeb 10/12(水) 14:01配信

 クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第1戦の広島―DeNA戦(12日、マツダ)を前に両チームが最後の準備を終えた。3位からの下克上を狙うDeNAには、是が非でもファイナル突破をしなければならない切実な事情が…。

 ファーストSで2位巨人を2勝1敗で下したDeNA。球団初のファイナルS進出にファンの熱気は最高潮だが、ナインの懐具合には何ら変化はないという。「横浜で試合をしないと選手やスタッフに臨時ボーナスを出せない」と明かすのは高田繁GM(71)。つまり、巨人戦の“勝利給”はゼロで、日本シリーズに進出しなければCSは実質“タダ働き”となるのだ。

 巨人戦は3戦までもつれ込んだが放映権料、入場料を合わせ「1試合で約2億円」(NPB関係者)と言われる収入はすべて2位の巨人に入る。DeNA側には経費として1試合100万円ほどしか実入りはないという。これはファイナルSも一緒で、すべて広島の収入となる。広島関係者は「できれば6試合やってほしい」と鼻息が荒いのも当然だろう。

 一方、ファイナルSを突破して日本シリーズまで行けばようやくDeNAにも実入りがある。日本シリーズはCSと違いNPBの管轄で分配金をもらう形となり、試合数や球場の大きさによって上下があるが、過去には勝者チームが約1億2000万円、敗者チームが約7500万円を受け取っている。

 そんななかDeNAもファイナルSでは12~14日の3日間、横浜スタジアムの内野席をファンに開放しパブリックビューイングを行う。ファーストSでは5000人が球場外に設置されたモニターで観戦したが、今度は球場内で球団醸造ビールやCSグッズなどの売り上げで収益を上げる狙いだ。しかし、どれほどの売り上げがあるのか不透明だ。

 今季限りで引退する三浦大輔(42)のためにも「一日でも長く試合をしたい」(筒香)とナインは結束しているが、プロとして報われるためにも何としてでも首位広島を破り、“特別手当”のある日本シリーズに進出したいところだ。

最終更新:10/12(水) 14:57

東スポWeb