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【W杯アジア最終予選】ぶっつけ1トップ先発の本田がハリル批判

東スポWeb 10/12(水) 16:33配信

【オーストラリア・メルボルン11日発】ついにエースがハリル流に猛反発だ。ロシアW杯アジア最終予選オーストラリア戦で日本代表は1―1の引き分け。アジア最強国を相手に敵地で最低限の結果を出したが、試合後にエースFW本田圭佑(30=ACミラン)の不満が爆発。チームの方針を公然と否定した。一方でバヒド・ハリルホジッチ監督(64)もエース批判を展開。“深刻な対立”が浮き彫りになり、チームは泥沼にはまった――。

 FW原口元気(25=ヘルタ)の先制点を見事なパスでアシストした本田は「あの形は非常に良かったと思います。あの形をもっと多くつくり出せればいい。ぶっつけ本番でも出せてよかった」と自ら評価したが、1トップで起用されたことにはぶぜんとした表情でこう話した。

「僕だけいつもと違うポジションだったので。1トップは6年ぶり(実際は2012年9月以来)、ぶっつけ本番という感覚だった。適性がないと言われるなかで、スピードがなく、タメをつくることで腹をくくってやってきたつもりなのに、ぶっつけ本番で1トップ…。求められる役割が違う。これじゃ悔しいし(採点は)50点にしかならない」

 最終予選で苦戦が続くチームで負傷者が続出。ハリルホジッチ監督は苦肉の策として本田を最前線に置いたが、エースは「コロコロ(ポジションが)変わっていると活躍することができない」と反発。さらに、これまで右サイドで起用されてきたことについても「サイドをやっていると自分がヘタになったと思ってしまう。不安になっていた」と不満をぶちまけた。

 本田のモヤモヤは起用法だけではない。ハリルホジッチ監督の采配にも「アウェーで勝ち点(1)を取りにいくサッカーだった。勝ちたかったけど、この日のゲームプランでは追いつかれた時点で、同点で良しとしなければいけない」。チームが守備的な戦いで臨んだため、追加点を奪う策がなかったことを悔やんだ。

 こうした発言の背景には、各方面から噴出している“本田不要論”がある。日本のために不慣れなポジションでも奮闘しているものの、9月の最終予選初戦UAE戦で敗れてからチームに上昇の兆しが見られない。エースへの批判も高まっており、自らハリルジャパンでの“立ち位置”を明確に訴えたというところだろう。

 ところが、その指揮官までエースへの不満を口にしたから始末が悪い。会見で「勝ち点2を失ったという感じ。2、3回得点を取るチャンスもあった。このような試合はもう少しフレッシュさ、スピードがあれば勝てたかなと思う」。その上で「本田がもっとトップパフォーマンスにあれば、違う結果が生まれたのではないか」とピシャリ。本田をまさかの“戦犯”に指名したのだ。

 浮き彫りになったエースと指揮官の“対立”。最終予選は残り6試合、日本代表にトンネルの出口が見えてこない。

最終更新:10/12(水) 19:01

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