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大賞に山陽新聞「語り継ぐハンセン病」 日本医学ジャーナリスト協会発表

山陽新聞デジタル 10/12(水) 8:10配信

 医療・福祉に関連する報道の質の向上を目指すNPO法人「日本医学ジャーナリスト協会」(東京)は11日、第5回協会賞の大賞に、ハンセン病問題の歴史や課題を検証した山陽新聞社(岡山市)の連載企画「語り継ぐハンセン病 瀬戸内3園から」など3作品を選んだと発表した。

 連載は2015年1月から16年3月まで、7部構成で番外編などを含め計79回掲載。山陽新聞社のエリア内にある長島愛生園と邑久光明園(いずれも瀬戸内市)、大島青松園(高松市)の三つの国立ハンセン病療養所を取材対象に、国の誤った隔離政策がもたらした偏見・差別の中を生き抜いた回復者の姿などを伝えた。

 ジャーナリスト9人でつくる選考委員会が、独創性や社会へのインパクト、科学性、表現力を基準に審査。山陽新聞社の連載は「社会の側の問題点も含めて検証した力作で、教訓とすべきことを探っている」などと評価された。

 大賞はほかに、精神科医上野秀樹さんの著書「認知症 医療の限界、ケアの可能性」と、NHKのETV特集「それはホロコーストの“リハーサル”だった~障害者虐殺70年目の真実」。優秀賞に山陽放送(岡山市)が制作した「島の命を見つめて~豊島の看護師・うたさん」などが選ばれた。

 表彰式と記念シンポジウムは11月7日、東京都千代田区の日本記者クラブで開かれる。

最終更新:10/12(水) 8:10

山陽新聞デジタル

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