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相次ぐSNSでの「差別炎上」 ネット時代における対策とは

AbemaTIMES 10/12(水) 20:30配信

(C)AbemaTV

SNSなどの多くのネットサービスが提供されるようになった今日。利便性の向上や情報拡散がますます容易になる中、それと同時にある問題が頻繁に起こっている。「炎上」だ。
今年4月、恵比寿のある居酒屋で「警告 英語を使うな!」などと書いた外国人向けメニューに店を訪れた外国人が怒り心頭。この内容を紹介したツイートは8000RT以上されるなど、批判が殺到した。また2014年にはサッカーJリーグでも浦和レッズのサポーターが「JAPANESE ONLY」と書かれた横断幕を掲げて、炎上。

次から次に問題になる差別炎上。どうすればなくなるのか。

コラムニスト・エッセイストとして活動する犬山紙子氏は、「話題になることはいいことだと思う」と前置きをした上で、「炎上がダメ、ネットに書くことがダメではなく、差別に対して考える機会が増えることはすごくいいことだと思う」と述べる。その一方で、「押し付けがましく上から、こんなのはダメ、などと相手が何でそう言ったのかを全然想像しないで描く人たちが、当事者からどんどん離れてしまって、ただの罵詈雑言になっている」状況がいけないと指摘した。

「インターネットを自由に使えていないと思う。いきなり答えを書こうとしている。そうではなくインターネットは、議論する・経過を話し合う場である」と慶應義塾大学特任講師の若新雄純氏は語る。「議論する場としてインターネットを使っていかないといけない」と今後の課題について述べた。

慶應義塾大学にて特任准教授を勤める田代光輝氏は、「そもそもブログなどというのは拡散されるためのツールである」と本来のあり方について述べる。「そのツールがどういう特性があってどう利用していくかをちゃんと理解しないといけない」と語る。

さらに今後こういった事象は「もっとひどくなると思う」と田代氏は答える。「インターネットという狭い世界の中で小さな塊がたくさん出来ている」と述べ、「もっと社会が分断されていく。緩やかな大衆社会ではない時代が来ている」と語った。

これからのネット時代。ますます一人一人が考えを改めなければならない段階に来ているのかもしれない。

最終更新:10/12(水) 20:30

AbemaTIMES

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