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【ブラジル】10年間で最大の黒字 貿易収支9月

サンパウロ新聞 10/12(水) 1:34配信

 2016年9月(21営業日)のブラジルの貿易は輸出が157億9000万ドル、輸入が119億8700万ドルで、収支は38億300万ドルの黒字となった。これは9月の黒字額としてはここ10年間で最大。これにより、年初来累計の黒字額は361億7500万ドルとなった。開発商工省が3日発表した。

 同月の1営業日当たりの取引額は、輸出は7億5190万ドル、輸入は5億7080万ドル。15年9月の平均に対してそれぞれ2.2%減、9.2%減だった。

 輸出額は、半製品が15年9月に対して19.8%伸びたの対し、1次産品と完成品はそれぞれ8.6%、3.1%、前年同月を下回った。同省貿易局統計・輸出支援部門のエルロン・ブランダン氏は半製品の輸出額拡大に関して、輸出量が前年同月比で90.9%増大し、価格も同29.4%上昇した粗糖が大きく貢献したとしている。

 1次産品は主要な輸出品目である大豆穀粒(57.6%減)、タバコ(50.2%減)、トウモロコシ(15.3%減)、大豆ミール(14.1%減)、牛肉(11.0%減)などの輸出額が縮小。完成品は主に酸化/水酸化アルミニウム(38.5%減)、自動車用エンジン及びその部品(21.3%減)、プラスチックポリマー(21.0%減)、自動車部品(20.5%減)、鉄鋼製フレキシブルチューブ(11.0%減)などの出荷額が縮んだ。

 今年9月にはオセアニア(前年同月比60.0%増)、中東(同20.0%増)、米国(同8.3%増)、欧州連合(同2.0%増)、そしてアフリカ(同1.0%増)向けの輸出額が伸びた一方、アジア向けは同9.6%減と落ち込んだ。大豆穀粒や石油プラットフォーム、タバコ、銅カソードなどの影響で中国向けの輸出額が同29.6%縮んだことが響いた。南米南部共同市場(メルコスル)への輸出額は、自動車や電力、トラクターなどによって主要な輸出先であるアルゼンチンへの輸出額が4.6%伸びたものの、6.3%縮んだ。

 輸入額は15年9月に対して9.2%縮んだ。資本財が28.3%減、燃料・潤滑油が23.7%減、消費財が10.1%減、そして中間財が2.3%減という結果だった。

 輸入元地域でみると、アフリカからの輸入額が15年9月比56.7%減と激しく落ちたほか、中米・カリブ(同34.9%減)、アジア(同18.6%減)、欧州連合(同6.0%減)などからの輸入額も減った。メルコスルからの輸入額は13.8%伸びた。

 今年1~9月累計の輸出額は1393億6100万ドル。主要輸出先5カ国は中国(300億ドル)、米国(171億ドル)、アルゼンチン(99億ドル)、オランダ(79億ドル)、ドイツ(36億ドル)。同様に輸入額は1031億8600万ドルで、主要な輸入元5カ国は米国(177億ドル)、中国(175億ドル)、ドイツ(70億ドル)、アルゼンチン(66億ドル)、韓国(44億ドル)となっている。

サンパウロ新聞

最終更新:10/12(水) 1:34

サンパウロ新聞

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