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タンザニア行政官が就農体験

紀伊民報 10/12(水) 17:01配信

 タンザニアの行政官らが、世界農業遺産「みなべ・田辺の梅システム」の認定地である和歌山県の田辺市やみなべ町を訪れ、5泊6日の日程で梅やミカン栽培の農業現場で就業体験したり、世界農業遺産について学んだりしている。

 国や民間団体が進めるアフリカ発展のための支援策「アフリカの若者のための産業人材育成イニシアティブ」の一環で、国際協力機構(JICA)が企画した。

 今回、訪れたのはタンザニアの30代の行政官ら3人で、2014年から日本の大学に留学し、政治や公共政策、工学などを学び、今夏から大手電機メーカーで就業体験している。

 9日に紀南入りし、初日には田辺市内の農産物直売所で研修した後、同市上秋津で梅やミカンを栽培する農家に泊まり、翌日にはミカンの選定作業を体験した。都市と農村の交流施設「秋津野ガルテン」でジャム作りも体験し、地域住民とも交流した。

 11日には田辺市上芳養の紀州石神田辺梅林で、観梅協会の石神忠夫会長(75)らから、地域を支える梅産業、ミツバチなど地域資源を有効利用して高品質の梅を生産してきた農業システムについての説明を聞いた。梅の天日干し作業の体験もした。

最終更新:10/12(水) 17:01

紀伊民報