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ドル・円は103円半ば、リスク選好一服-強硬離脱懸念緩和でポンド反発

Bloomberg 10/12(水) 10:42配信

12日の東京外国為替市場でドル・円相場は1ドル=103円台半ばを中心に推移した。日米株価の下落を背景にリスク選好に伴う円売り圧力が弱まった一方、米国の年内利上げ観測が下値を支えた。

午後3時55分現在のドル・円は前日比0.1%高の103円58銭。朝方付けた103円28銭を下値に103円台半ばを中心に一進一退の展開が続いた。日中高値は午後に付けた103円68銭。

JPモルガン・チェース銀行の棚瀬順哉為替調査部長は、「恐らく円ロングポジションの巻き戻し余地はまだあるだろうが、ドル・円はドルのトレンド次第という部分ではある」と指摘。足元では米金利とドルの相関、日米金利差とドル・円の相関が強まっているため、目先は米金利の動向が重要になると語った。

米国ではこの日、利上げ見送りを決めた9月20、21日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録が公表される。また、ニューヨーク連銀のダドリー総裁とカンザスシティー連銀のジョージ総裁の講演が予定されている。

金利先物市場動向に基づくブルームバーグの算出では、12月の米利上げ予想確率は68%。FOMC直後の9月22日時点では59%だった。

三井住友信託銀行NYマーケットビジネスユニットの海崎康宏マーケットメイクチーム長(ニューヨーク在勤)は、利上げは年1回が大多数だったので、「議事録はハト派と捉えられることは特になく、むしろタカ派と取られるリスクの方が高いかもしれない」と指摘。「ドル買いになる可能性はある」との見方を示した。

一方、ブラウン・ブラザーズ・ハリマン(BBH)外国為替部の村田雅志通貨ストラテジストは、「年内米利上げがあるというだけで、104円台を上抜けするパワーはない」とし、年内は100-104円のレンジが続くと予想。「17年中に米利上げが3、4回はないとドル買い主導で上値を目指すには難しい」と語った。11日の米国株は1カ月ぶりの大幅安。業績不安や米利上げ観測が重しとなり、S&P500種株価指数はほぼ4週間ぶり安値となった。12日の東京株式相場も下落し、日経平均株価は1.1%安で取引を終えた。一方、インフレ期待の高まりから11日の米国債相場は下落。アジア時間12日の時間外取引では米10年債利回りが一時6月以来となる1.78%まで上昇した。

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最終更新:10/12(水) 16:04

Bloomberg

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