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キリンHD:米クラフトビールに約25%出資、ブルックリンラガー展開

Bloomberg 10/12(水) 16:47配信

キリンホールディングスは、米クラフトビール製造のブルックリン・ブルワリー(ニューヨーク州)を出資比率24.5%の持ち分法適用会社にする。米国の代表的なクラフトビールを提供することで市場の活性化を狙う。

12日の発表資料によると、キリンHD傘下のキリンビールはブルックリン社を技術や調達面で支援し、成長を支える。2017年1月をめどに日本国内にキリンビールが6割出資する合弁会社を立ち上げ、ブルックリン社のブランドで提供する。

国内ビール市場が低迷を続ける中、キリンHDは11年、収益源の多角化を狙い、ブラジルのビール事業会社を総額3000億円で取得。しかし現地経済の悪化と厳しい競争環境の中、販売減などで苦戦し、前期(15年12月期)に減損損失1100億円を計上した。

会見を開いたキリンビールの布施孝之社長は「現在の市場は過渡期にある。活性化、魅力化が必要で、そうしないと未来はない」と述べた。ブラジルでも日本同様の枠組みでブルックリン社のブランド提供を検討しているという。

国内各社のクラフトビールへの取り組みはこちら

キリンHDは14年10月、子会社のキリンビールを通じ、長野県軽井沢のビールメーカーで「よなよなエール」などを手掛けるヤッホーブルーイングに出資している。

Grace Huang

最終更新:10/12(水) 16:47

Bloomberg