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【W杯アジア最終予選】武田氏「ここまで試合運びがヘタで攻撃の形もないと不安しかない」

東スポWeb 10/13(木) 6:00配信

【武田修宏の直言!!】ロシアW杯アジア最終予選(11日)、強豪国(オーストラリア)と敵地で引き分けは、W杯予選を突破するという目的を考えれば、日本代表にとって悪くなかったんじゃないの。FW本田圭佑(30=ACミラン)を1トップに起用し、前半は戦術にはまって機能していたし、先制点を決めたFW原口元気(25=ヘルタ)も積極的な仕掛けでアピールした。原口のPK献上は痛恨だったけど、トータルで見れば先につながるパフォーマンスを見せてくれた。

 それにしても、チームの戦い方が安定していないよね。なかでも後半は守備的になり過ぎた。オーストラリアに押し込まれると、両サイドの選手が守備に追われ、日本は攻撃の糸口を失い防戦一方。正直に言えば、十分に勝てる試合だったから、もったいなかった。

 W杯最終予選に簡単な試合は一つもないけど、ここまで試合運びがヘタで攻撃の形もないと、この先に不安しかない。2014年のブラジルW杯1次リーグで惨敗し、日本サッカー協会はロシアW杯に向け「本大会で決勝トーナメントに進出するための指導者」を求めていたよね。アジア予選突破を狙うだけなら、ハリルジャパンのまま戦い続けるのも「あり」なのかもしれない。けれど、日本代表の目標はW杯本番でベスト16以上になることでしょ。協会側はここまでの戦いをどう見ているのかな?

☆武田修宏:たけだ・のぶひろ=1967年5月10日生まれ。静岡県出身。幼少期から「天才少年」と呼ばれたストライカー。名門・清水東(静岡)から86年に読売クラブ(現東京V)入り。ルーキーながら11得点を挙げ、リーグVに貢献し、MVPにも選出された。Jリーグ発足後はV川崎や磐田、京都、千葉などでプレー。00年には南米パラグアイのルケーニョに移籍。01年に東京Vに復帰し、同シーズンで現役引退した。Jリーグ通算は94得点。JSL時代も含めれば152得点を挙げた。87年に日本代表に選出。93年米国W杯アジア最終予選でドーハの悲劇を経験した。

最終更新:10/13(木) 7:05

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