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【秋華賞】ビッシュ GI制覇へ「相思相愛」戸崎圭と人馬一体

東スポWeb 10/13(木) 7:26配信

【秋華賞(日曜=16日、京都芝内2000メートル)注目馬12日最終追い切り:美浦】前週の3日間競馬の影響で今週のJRA東西トレセンは火曜(11日)が全休日。週末(15、16日)出走予定の馬は大半が木曜(13日)追い切りとなったが、美浦では前日馬場入りしたGI秋華賞出走予定馬が、水曜(12日)朝に複数追い切られた。中でも注目はオークス3着馬で秋初戦の紫苑Sを圧勝したビッシュだ。

 デビューは今年の2月。当然のごとく桜花賞には間に合わず、オークスも押せ押せのローテで使わざるを得なかった。体も思うように増やせなかったが(416キロ)、それでもシンハライトから0秒1差の接戦に持ち込んだのは、さすが良血のディープインパクト産駒といったところだ。

 そのオークスから4キロとはいえ、しっかりと攻め馬を積んで馬体重増で臨んだ秋初戦の紫苑Sでは後続を2馬身半も突き放す圧倒的なパフォーマンス。さらには宿敵シンハライトが戦線離脱。挑戦者の立場ではなく、主役候補として牝馬3冠最後の決戦に臨むことになったのは誤算だったとはいえ、中間の調整過程は寸分の狂いもない。

 12日朝の総仕上げは戸崎圭を背に美浦トレセンの南ウッドコースで同厩アンテレクテュエル(3歳未勝利)との併せ馬。

「春より随分とフットワークが大きくなった」と鹿戸調教師が感嘆の声を上げるように、小柄ながらもダイナミックなフォームで僚馬の2馬身後方を追走する。鞍上の戸崎圭とは前走時からのタッグだが、すでに相思相愛の仲。折り合いはピタリとつき、ゴーサインを出さずとも直線では鋭く反応して僚馬に並びかける。まさに人馬一体。そのまま手綱は微動だにせずゴール板をさっそうと駆け抜けた(5ハロン68・7―52・8―39・2―13・3秒=クビ差先着)。

 馬上から下りた戸崎圭は「紫苑Sの前にまたがったときも素晴らしい乗り味だと思ったけど、今朝も改めて素晴らしいと思いましたね。体全体を使って走れているし、本当に乗りやすい。状態は高いレベルで安定しています」と朗らかに第一声。続けて「ライバルが1頭いなくなってしまったのは残念だけど、この馬の競馬をするだけ」と勝利へ向けて自信をみなぎらせた。

 一方の鹿戸調教師も「中間も予定通りの調整過程を踏むことができたし、今朝の動きも文句なし。体もちゃんと維持している。初めての京都とはいえ、同じ小回りの中山で勝っているから心配していない。トレセンと牧場を何度も行き来しているので輸送にも慣れている。いいレースをしてほしいね」と最後の1冠を前にして急成長を遂げている管理馬の姿に満足げだ。

“順風満帆”を絵に描いたような今秋のビッシュ。今週日曜(16日)は遅れてきた大器の独壇場となりそうだ。

最終更新:10/13(木) 7:32

東スポWeb

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