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【タイ】動画配信HOOQ、タイで登録300万人目標

NNA 10/13(木) 11:30配信

 
 シンガポールの通信最大手シンガポール・テレコム(シングテル)などが出資する定額制動画配信(SVOD)サービスのHOOQ(フック)は12日、タイでマーケティング活動を本格化すると発表した。ライフスタイルの変化でSVOD市場が今後伸びるとみて、1~2年以内に登録者数を200万~300万人に増やす狙いだ。
 スマートフォン向けの新たな専用アプリの配信を月内に始めるほか、テレビ広告を展開し、知名度アップを図る。フックは昨年5月にタイで事業を開始しており、現在の登録者数は70万人。
 フックのラウィ・ウォラ最高マーケティング責任者(CMO)は、過去1年間の事業運営を通じ、トライアルを申し込んだ人の3分の1が有料パッケージを契約したというデータを挙げ、「7日間の無料トライアルにいかに引き込むかが重要になる」と指摘。広告なしで1万本(タイコンテンツとハリウッド作品が半々)以上のタイトルを1週間45バーツ(約130円)、1カ月119バーツの価格で視聴できることをアピールする計画を明らかにした。
 ウォラ氏によると、タイでSVODを利用している人は100万~120万人にとどまるが、2~3年以内に800万~1,000万人に増える可能性が高い。タイなど東南アジアではまだ違法にアップロードされた動画を見る人が多いが、「これまでは手軽に合法的に見られる選択肢が少なかった」とし、低価格で高画質・高音質、多様なコンテンツを楽しめることが広く認知されれば、違法視聴が段階的に減っていくとの見方を示した。タイではフックのほか、米ネットフリックス、マレーシアのアイフリックスなどがサービスを展開している。
 フックは、昨年1月にシングテルと米ソニー・ピクチャーズ・テレビジョン、ワーナー・ブラザースが共同出資して設立。同年2月にフィリピンでサービスを始めたのを皮切りに、タイ、インドネシア、インドでサービスを開始しており、年末までにシンガポール市場にも参入する。全体の登録者数は200万~300万人で、3年をめどに3~5倍に増やす目標を設定している。

最終更新:10/13(木) 11:30

NNA

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