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【台湾】ノート受託5社、9月売上高は軒並み前月比増

NNA 10/13(木) 11:30配信

 ノートPCを中心に手掛けるEMS(電子機器の受託製造サービス)主要5社の9月の連結売上高が出そろった。前年同月比では緯創資通(ウィストロン)のみ増収となったが、ノートPC「MacBook(マックブック)プロ」やスマートフォン「iPhone(アイフォーン)7」シリーズなど米アップル新製品の好調を受け、前月比では軒並み増収となった。
 緯創の9月売上高は625億1,700万台湾元(約2,045億4,400万円)で前年同月比2.9%の増加。単月ベースでは4年半来の最高を更新した。ノートPCの出荷量は9月が前月比16.7%増の210万台、第3四半期が前期比17.4%増の540万台で、デスクトップPC(110万台)、モニター(55万台)、液晶テレビ(40万台)、サーバー(19万台)などの出荷量も前月比で同水準~小幅成長となった。
 和碩聯合科技(ペガトロン)の9月売上高は1,510億3,400万元で、前年同月比9.1%減。ただ受託生産しているiPhone7シリーズの好調な販売と出荷増を受けて、前月比では82.8%の大幅増となった。同社は米マイクロソフト(MS)のタブレット端末「Surface(サーフェス)」やハイエンドノートPC「サーフェスブック」を受託生産しており、今月26日にはMSが「サーフェス・プロ5」と「サーフェスブック2」を発表することから、業界筋は今後、MS関連製品も同社の業績をけん引するとみている。
 広達電脳(クアンタ)の9月売上高は、前年同月比22.4%減の785億9,200万元。ただ前月比では7.8%の増加で、アップルのノートPC「マックブック・プロ」やウエアラブル端末「Apple Watch(アップルウオッチ)2」の好調な出荷が業績を押し上げた。
 仁宝電脳工業(コンパル)と英業達(インベンテック)も、前年同月比では落ち込んだものの前月比で増収となった。9月売上高は仁宝が前年同月比16.6%減の763億4,700万元、英業達が3.6%減の390億5,800万元で、第3四半期のノートPC出荷量は前期比それぞれ約20%、13%増えた。業界筋は両社について、第4四半期にスマートフォン関連需要が増えるとみている。

最終更新:10/13(木) 11:30

NNA