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あなたはお金が貯まる体質?「ラテマネー無意識度」テスト10問

ZUU online 10/13(木) 17:40配信

毎月きちんとお金を貯めているのになかなか残高は増えないという方が意外と多いのではないだろうか。FPである筆者のもとにも、「貯めているのに貯まらない」と、一見なぜ?と思える相談が多くある。そこで家計のやりくりをチェックしていくと共通していることが「ラテマネー」。自分ではたいした出費ではないと思っている小さな支出が重なると大きな支出になりかねない。今回は、その小さな支出「ラテマネー」について紹介しよう。

■「ラテマネー」とは何か?

日々の生活の中で何気なく使っている小さな出費をアメリカの資産アドバイザーであるデヴィット・バックは著書「The Automatic Millionaire(オートマチックミリオネア)」で「ラテマネー」と定義している。その本の中では、毎日何気なく使っているスターバックスのカフェラテ1杯分=おおよそ1日10ドル(毎月300ドル)を年利10%で積み立て運用すると40年後の受取額は2億円にもなるという例をあげている。1回あたりの支出額が少なく、特に必要がなかったと思えるお金「ラテマネー」も積もれば大金になるのだ。

この例の10%という金利は日本の現状とはかけ離れているので現在の日本で考えてみよう。現在330円であるスターバックスのラテ(ショートサイズ)を毎日我慢して貯金箱に30年間貯めておくだけで356万4000円となる。(1ヶ月9900円として計算)これを一般の普通預金金利0.001%で運用しても356万4535円でほとんど増えないが、1%で運用できたら415万7781円に、3%で運用できたら実に578万3517円になる。投資信託などを活用すれば3%で30年の運用は夢物語ではないので、普段からこの「ラテマネー」を意識することがいかに重要かということだ。

■自分の「ラテマネー無意識度」をチェックしてみる

では、自分がどれくらい小さな出費を意識していないかの「ラテマネー無意識度」を、下記10項目に〇、×をして確認してみよう。

1. マイボトル持参はダサイと思う
2. 特に用もないのにコンビニに行ってしまう
3. 通信費の見直しは面倒だからしたことがない
4. 忙しいから時間外にATMから出金するのはやむを得ないことだ
5. 自販機を週に3回以上利用する
6. 欲しいものは、バーゲンを待たずに即購入する
7. 価格.comを知らない
8. こだわりのコーヒーは専門店でないとイヤだ
9. 今、財布にいくら位入っているかわからない
10. 割引クーポン、ポイントカードは活用しない

〇が多ければ多いほど、「ラテマネー」など小さな出費を意識せずに過ごしているお金が貯まらない体質であるといえよう。

■それぞれの項目の対策とは?

では、どのようにすると「ラテマネー」を意識したお金が貯まる体質に改善していけるのであろうか?具体的にみていこう。

1. マイボトル持参はダサイと思う
ここ数年マイボトルを持って颯爽と歩く会社員も増えてきた。ゴミを減らすエコロジー、支出を減らすエコノミーでダブルエコであるので是非マイボトルでドリンク持参を実践したい。

2. 特に用もないのにコンビニに行ってしまう
休憩時間や会社帰り、つい用もないのにコンビニに行ってしまうと、目についた新商品や特に必要もないスナックを買ってしまいがちである。必要な時だけ行くようにしたい。

3. 通信費の見直しは面倒だからしたことがない
格安SIMや格安スマホにするとかなり通信費が安くなることがある。手続きが面倒そうだと放置していると、固定費の見直しはなかなかできないものだ。同様に、保険や住宅ローンの見直しも効果が大きい。

4. 忙しいから時間外にATMから出金するのはやむを得ないことだ
時間外にATMから出金すると108円手数料がかかる。現在の普通預金利息は0.001%で税金を考慮せずに換算すると1080万円の元本につく1年分の利息を一瞬で使ってしまっていることになるのだ。

5. 自販機を週に3回以上利用する
自販機のペットボトルは150円~160円だが、コンビニで買うと130円ほど。スーパーで買うと100円のこともある。

6. 欲しいものは、バーゲンを待たずに即購入する
同じ商品をいくらで購入するのか、じっくり考えることも必要だ。また、モノの価値に対して適切な価格がつけられているのか、普段から考えることは重要だ。

7. 価格.comを知らない
電化製品などスペックが同じものは特に価格を比較して安く購入したいところだ。このような比較サイトを利用するのも方法の一つである。

8. 本や雑誌は教養のための必要経費だと思う
本の購入も重なると大きい出費になるので「これは保管しておきたい」という時以外は我慢したい。値段の安い電子書籍の活用、図書館も活用するといいであろう。

9. 今、財布にいくら位入っているかわからない
小さな出費に鈍感な人は、自分の所持金も把握していないことが多い。「いくらあるから、いくら使う」「あといくらあるから、これは我慢する」という意識づけをしていきたい。

10. 割引クーポン、ポイントカードは活用しない
これだけ金利が低い現在、割引クーポンなどの活用はメリットが大きい。できれば、その節約できた金額を「つもり貯金」として貯めることがいつのまにか貯金箱がいっぱいになるかもしれない。

いかがであろうか。自分で気づかないうちに使っている「ラテマネー」を意識して「お金が貯まる体質」に改善していきたいものである。

稲村優貴子ファイナンシャルプランナー(CFP®)、心理カウンセラー
大手損害保険会社に事務職で入社後、お客様に直接会って人生にかかわるお金のサポートをする仕事がしたいとの想いから2002年にFP資格を取得し、独立。現在FP For You代表として相談・講演・執筆業務を行い、テレビ・新聞・雑誌などのメディアでも活躍中。FP Cafe登録FP

最終更新:10/13(木) 17:40

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