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ドライビングディスタンス79位がロングコースで躍動!首位発進のカギは“飛距離を捨てる”

ゴルフ情報ALBA.Net 10/13(木) 21:11配信

<日本オープン 初日◇13日◇狭山ゴルフ・クラブ(7,208ヤード・パー70)>

 狭山ゴルフ・クラブで開幕した国内メジャー「日本オープン」。パー70で総距離7,208ヤードの長さに加え、ラフも非常に長く松山英樹、アダム・スコット(オーストラリア)といったPGAツアーメンバーでも苦戦するセッティングの中、ドライビングディスタンス79位(109人中)のリュー・ヒュヌ(韓国)が4アンダーで首位に立った。

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 リューのドライバーの平均飛距離は約270ヤード。今大会には500ヤード近いパー4が4つもあり、17番のパー5は590ヤードと、彼の飛距離ではパーオンがギリギリのホールもいくつかある。ただし、ラフもシビアで入れればボギーを覚悟しなければいけない長さ。そこでリューはパーオンよりもフェアウェイに置くことを優先する。

 合言葉は「とにかくフェアウェイをキープ」。口で言うのは簡単だが実践するのは難しいこの問題を「ドライバーを握るのはパー5だけ。打ち方も振り回さず、アイアンを打つような感覚で打った」と飛距離を捨て置くこと。そして無理にピンに近い方を狙わず、フェアウェイを広く使える方をターゲットとしてティショットがラフに行くことを避けることで解決した。

 だがそうなれば当然、2打目は長い番手の使用を強いられる。そこは今日のコースコンディションと自身の調子がクリアにしてくれた。「今日は止まるグリーンだったから長めのクラブでも止めることができた。何よりもアプローチが良かったから、グリーン近くまで運べればパーが拾えたよ」。こうしてフェアウェイを外したのはわずかに2度、7番で3m残ったパーパットもきっちりと沈めて出場選手で唯一となるノーボギーでのフィニッシュを達成した。

 とはいえフェアウェイキープをし続けるのは相当神経をすり減らすようで、「前半3アンダーで終えられて緊張が少し溶けたときに、はじめてお腹がすいたと感じました。それまで何も食べていなかった。そのくらい集中していましたね」。10,000人を超えるギャラリーも全く感じなかった。首位発進の一番の要因はそんな“集中力”だったのかもしれない。

(撮影:福田文平)<ゴルフ情報ALBA.Net>

最終更新:10/13(木) 21:11

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