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【セ・リーグCS】ダメージコントロール徹底!ラミレス監督のしたたか度

東スポWeb 10/13(木) 14:01配信

 セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第1戦が12日、マツダスタジアムで行われ、広島がを5―0と圧倒した。

DeNAは広島先発ジョンソンの前に二塁も踏めず、散発3安打。一方、自軍の先発モスコーソは7回109球8安打4失点と赤ヘル打線に打ち込まれた。1勝のアドバンテージを含め0勝2敗となったアレックス・ラミレス監督(42)は「ジョンソンにやられた」と振り返った。

 その一方でこの日の完敗を2戦目(13日)以降に生かす策も打った。2点を追う6回、87球を投げていた先頭のモスコーソをそのまま打席に送った。モスコーソは7回まで投げ抜き、8回はCS初登板のザガースキーに任せた。

「勝ち継投を温存して休ませられたのは良かった」とラミレス監督。巨人とのファーストSでは3連投だったセットアッパー三上朋也(27)に休養を与えることができた。11日に移動日があったものの2戦目から最大5連投の可能性があるだけに貴重な休みとなった。

 ジョンソンの前に沈黙した打線も今季の方針である「ファーストストライク狙い」を貫いた。進藤ヘッドコーチは「追い込まれる前に自分が打ちやすい球を打つことで、シーズン中はジョンソンと互角(2勝2敗、防御率3.00)に戦えた。球数を投げさせる作戦もあったけど、今までやってきたことを変える必要はない」と断言。ジョンソンの球数は2回8球、3回8球、4回7球と一見、淡泊な攻めに見えたがチームの根幹である「好球必打」にブレはなかった。ナインにも敗戦ダメージはなし。4タコの筒香は「打てないのは自分の技術不足。明日、頑張ります」と淡々。左手薬指骨折を押して強行出場し、チームただひとり2安打を放った梶谷も「とりあえず明日っすね」と切り替えていた。

 高田GMも「これだけやられると明日に切り替えやすい」と完封負けをむしろプラスに捉えた。広島とは19.5ゲーム差の3位で失うものは何もない。敗戦の中でもダメージコントロールに徹底したラミレス監督は、厳しい状況に追い込まれながらも逆襲への道筋をしっかりと見据えている。

最終更新:10/13(木) 14:13

東スポWeb