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韓国中銀が政策金利を1.25%で据え置き 予想通り

聯合ニュース 10/13(木) 11:44配信

【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)は13日、月例の金融通貨委員会を開き、政策金利を大方の予想通り、年1.25%に据え置いた。6月に過去最低となる1.25%に引き下げてから4か月連続の据え置き。

 膨らみ続ける家計債務(個人負債)に対する懸念が強い。政府が相次いで対策を打ち出しているにもかかわらず、家計債務の増加に歯止めがかからない。カード使用額を合わせた家計債務残高は6月末時点で1257兆3000億ウォン(約117兆円)と、半年で54兆ウォン増加した。7月以降も銀行の家計向け貸出は月に6兆~8兆ウォン台増えている。家計債務は韓国の金融の大きなリスクと認識されている。

 米国の年内利上げ観測も韓国銀行の政策金利引き下げを難しくしている。米国が利上げに踏み切れば韓米の金利差が縮小し、外国人投資家が韓国から資金を引き揚げる可能性がある。金融市場や新興国経済への衝撃にも備えなければならない。また、韓国の市場金利に上昇圧力がかかり、家計の利払い負担が増す恐れがある。

 その一方で消費と投資、輸出、雇用などが総じて振るわない状況が続き、最近ではサムスン電子や現代自動車など主要大企業に悪材料が出ていることから、景気の先行きに対する懸念が高まるとともに利下げの必要性も指摘されるとみられる。

最終更新:10/13(木) 15:03

聯合ニュース