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佐藤健、若者のSNS活用に警告!?「これだけはいかん!」

Movie Walker 10/13(木) 9:00配信

就職活動という名の“人生の岐路”に立たされた、5人の大学生の姿を描く青春群像劇『何者』(10月15日公開)。主演を務めた27歳の佐藤健の目には、現代の若者の“リアル”はどう映ったのだろう?

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10代の頃から俳優として第一線で活躍する佐藤にとって、就職活動は未知の世界。撮影前に役づくりの一環として、エントリーシートや面接、グループディスカッションなどを就活生に混ざって模擬体験し、「こんなに大変なことをやっているのか」と就職活動の辛さを痛感したらしい。

「学生時代に頑張ったこととか、自分のアピールポイントとか、考えるだけで難しい。面接官に理不尽な質問をされてる人もいて、Twitterで愚痴をこぼしてしまう気持ちがわかります(笑)。エントリーシートも無駄に記入欄が大きくて困ったんですけど、すごい細かい字でびっしり書いている人もいれば、絵で表現している人もいて、みんな魂込めてやっているんだなって思いました」。

佐藤が今回演じたのは、いつも周囲を冷静に分析している主人公・二宮拓人。いろんなタイプの就活生が登場する本作で、佐藤も「光太郎(菅田将暉)と瑞月(有村架純)は、就活をすることに何の疑問も持っていない」「理香(二階堂ふみ)はライバルたちに差をつけるために必死に頑張るタイプ」「隆良(岡田将生)は就活そのものに否定的」とキャラを的確に分析するが、常に斜めの角度から物事を見ている拓人とは「近い感覚を持っている」と感じたという。

「拓人は、隆良の言うこともみんなのことも両方わかるよって顔をしながら、心の中では『自分はどっちにも属していないんだ』って信じている。そういう面も含めて僕は拓人に近い。僕はラッキーなことに今は俳優という道を歩めていて、結果幸せなんですけど、もし一歩間違えたら、拓人みたいに自分の進むべき道がわからなくなっていたかもしれません」。

そんな佐藤は、本作を通じて触れた現在の就活スタイルに、違和感を抱いたそうだ。「人生って、義務教育が終わったら自由に生きていいはず。でも大抵の人は高校や大学へ行って、就職活動を始めて…。誰が決めたかもわからないその人生モデルに、みんな何の疑いも持たず生きている。そこに僕は若干疑問を感じました」。

さらに、現代の若者には切っても切り離せないSNSについても、持論を明かしてくれた。「SNSで1つ懸念しているのは“軽さ”。僕が学生の頃は、好きな異性の連絡先をゲットするってだけでかなりハードルが高かった。でも今はSNSでダイレクトメッセージを送れば、誰にもバレずに、いやらしくなく連絡が取れる。簡単すぎる。これだけはいかん、と常に言い続けています!(笑)」。

【取材・文/トライワークス】

最終更新:10/13(木) 9:00

Movie Walker