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「オーナー命令」で巨人若手を待つ地獄の秋季キャンプ

東スポWeb 10/13(木) 16:33配信

 巨人・高橋由伸監督が12日、東京・大手町の読売新聞東京本社を訪問し、老川オーナー、前球団最高顧問の渡辺氏らにシーズン終了報告した。

 約1時間半の席上では、若手の成長を望む声が出たそうで、由伸監督も「若くていい選手を獲って、しっかり育てないといけないと思っています」と返したという。

 会談終了後、取材に応じた老川オーナーは「どういう点の補強が必要かとか、若い人たちを育てていくということが一番大事。何に重点を置いてやっていくかということを、雑談的にお話した」。また、読売グループの総帥である渡辺氏からは「今季は非常に厳しい状態の中から、準備がない状態で監督に就任してもらったわけですから、やむを得ない面もあったと。来季は頑張ってくださいという趣旨の話はあった」という。

 2年目の由伸体制をどう支えていくかについては「戦力を整えるということ」と、まずは資金面でのバックアップを約束。その上で由伸監督に対しては「僕の目から見ると、他のチームに比べて、練習がちょっと足らないんじゃないかなという印象を持っている。そこらへんはこれから大いに力を入れてやってもらいたい」と強く要望した。

 巨人のオーナーがチームの練習量に言及するのは極めて異例。若手の台頭が見られないことに、経営陣も相当の危機感を抱いているということだろう。チームは今秋も、若手中心に宮崎でのキャンプを予定している。期間は約2週間ほどの見込みだが「オーナー命令」とあっては参加選手にとって地獄のキャンプとなるのは避けられない。

 若手の底上げという大きな課題を突きつけられた由伸監督は、この秋どう動くのか。2年目に突入する指揮官の手腕が注目される。

最終更新:10/13(木) 18:30

東スポWeb