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Jクラブが決起!ハリルホジッチ監督に“解任動議”か

東スポWeb 10/13(木) 16:41配信

 迷走が止まらない日本代表バヒド・ハリルホジッチ監督(64)に“解任動議”か。ロシアW杯アジア最終予選オーストラリア戦(11日)で引き分けに終わったハリルジャパンは、綱渡りの戦いを続けている。日本サッカー協会はあくまで指揮官の続投方針を崩さないが、実力、人気ともに急降下する日本代表の現状は末期症状。日本サッカー界全体の危機にしびれを切らしたJリーグクラブが“決起”する可能性が出てきた。

 弱小ジャパンに衝撃的な事実が突きつけられた。11日にテレビ朝日で中継されたオーストラリア戦の平均視聴率は16.7%。今回の最終予選で最低の数字を記録したのだ。前回ブラジルW杯の最終予選で同じくオーストラリアとアウェーで対戦した試合は35.1%で、半分以下に激減。もはや危険水域だ。盛り上がるはずの同組最大のライバルとの大一番で浮き彫りになった“ハリルジャパン離れ”は、まさにファンやサポーターの意思表示だ。

 実力もない、人気もない、信頼もない、このままでは未来もない…。お先真っ暗のハリルジャパンだが、協会側はいまだ続投の構えを崩そうとしない。11月上旬には代表チームの現状分析を行う技術委員会が開催される。12日に帰国した西野朗技術委員長(61)はハリルホジッチ監督の進退に関する議題について「ないです」と俎上にすら載せない方針を示した。

 とはいえ、チームが崩壊したまま突破できるほど最終予選は甘くない。危機感を募らせているのがJクラブ側だ。これまでハリルホジッチ監督から散々屈辱的な言葉を浴びせられてきたが、代表強化につながるなら…と涙をのんでこぶしを震わせるだけだった。だが全てが口先だけと分かった以上、手をこまぬいてはいられない。

「代表のこととはいえ、どのクラブでもこれでいいと思っている人ばかりじゃないでしょ。どういう空気になっているのか、というのは技術委員会にも伝わると思う」と代表選手を輩出するJクラブ関係者は話す。

 技術委員会は公平性確保のため基本的に協会やJリーグ、クラブ側などから干渉を受けない立場にある。それでも、選手を供出するクラブ側が反ハリルで一致団結して、対立が深刻化すればどうなるか。続投による弊害を非公式な形でも協会側に示し続けることで“ハリル解任”への大きなプレッシャーにはなる。

 この日行われたJリーグ理事会では、村井満チェアマン(57)も「私から冒頭に『代表がアジアで勝てなくなっているので、Jリーグでの強化の役割が重要だ』という話はした」とハリルジャパンの現状に厳しい見解を示した。異例の“チェアマン所感”はJ全体の総意ともいえる。迷将がいよいよ四面楚歌になってきた。(視聴率は関東地区、ビデオリサーチ調べ)

最終更新:10/13(木) 18:42

東スポWeb