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韓国の来年成長率見通し 韓国中銀が2.8%に下方修正

聯合ニュース 10/13(木) 14:27配信

【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)は13日、韓国の来年の経済成長率見通しを従来の2.9%から2.8%に引き下げた。消費者物価の上昇率見通しは1.9%で変動なし。李柱烈(イ・ジュヨル)総裁が月例の金融通貨委員会後の記者懇談会で発表した。

 今年の成長率については従来の2.7%の見通しを維持したが、物価上昇率の見通しは0.1ポイント引き下げ1.0%とした。 

 同行の来年の成長率予測は、3%台の成長が可能だとする政府よりも低いが、政府系シンクタンクの韓国開発研究院(KDI、2.7%)、民間シンクタンクのLG経済研究院(2.2%)と韓国経済研究院(2.2%)、現代経済研究院(2.5%)の予想を上回る。

 見通しを引き下げた背景について、李総裁は「韓国経済が抱える構造的問題に加え、短期的リスク要因も考慮した」と説明した。

 世界的には、英国の欧州連合(EU)離脱議論の過程でさまざまな不確実性が増大し、世界経済にマイナス影響を与えかねないとしたほか、米国が段階的に利上げをするとしても一部のぜい弱な新興国の経済状況が不安定化する恐れがあるとした。

 また、韓国国内では不振企業の構造調整に伴い家計など経済主体の心理が冷え込む可能性を大きなリスクと捉えていると説明した。

 李総裁はあわせて、サムスン電子の新型スマートフォン(スマホ)「ギャラクシーノート7」の販売打ち切りに伴う影響を成長率見通しに反映したと伝えた。

最終更新:10/13(木) 15:34

聯合ニュース