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サムスンの新スマホ販売停止 影響は限定的=大手格付け3社

聯合ニュース 10/13(木) 18:27配信

【ソウル聯合ニュース】世界の3大格付け会社は13日、韓国のサムスン電子が最新スマートフォン「ギャラクシーノート7」の生産・販売打ち切りによって損失を出したことによる、同社の格付けへの影響は軽微との見解を相次いで示した。

 米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)はサムスン電子の良好な経営状況を考慮すれば、ギャラクシーノート7の販売打ち切りが格付けに与える影響は限定的と説明した。ただ、「今後の数四半期の間、追加費用の発生や、新規スマホの販売がないことが営業実績に否定的な影響を及ぼす」とした上で、「中長期的には製品の品質に対する信頼やブランドに対する評判が下がることで、スマホ事業の競争力が多少弱まる可能性がある」と指摘した。

 欧州系格付け会社のフィッチ・レーティングスも、同問題の影響はサムスン電子の格付けである「Aプラス」に影響を与えるほど大きくはないとした上で、「半導体、ディスプレー、家電部門などの実績が堅調で、財務的な衝撃が緩和された」と分析した。一方で、今回の事態で、金銭的な損失より、ブランドイメージの損傷が格付けに影響を与える可能性を示唆した。

 米格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスは同問題はサムスン電子の格付けにマイナスになるが、強力な財務力が格付けの「A1」と、格付け見通しの「安定的(ステイブル)」を支えていると説明した。また、生産中止により同社のブランド価値は否定的な影響を受け、消費者の信頼を取り戻すための多額のマーケティング費用が必要になると指摘した。

最終更新:10/13(木) 18:43

聯合ニュース