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VR搭載スマホ「IDOL4」、2万1800円の「SHINE LITE」がTCLから登場 au VoLTEにも対応

ITmedia Mobile 10/14(金) 11:00配信

 TCLコミュニケーションが10月12日、Alcatelブランドの新型スマートフォン「IDOL4」と「SHINE LITE」を日本で発売することを発表した。

【IDOL4よりもスペックと価格を抑えた「SHINE LITE」】

 IDOL4の発売日は11月下旬で、価格は3万4800円(税別)。SHINE LITEの発売日は12月の予定で、価格は2万1800円(税別)。家電量販店やMVNOから販売される。

●VRゴーグルが付属する「IDOL4」

 IDOL4は、2015年に日本でも発売した「ALCATEL ONETOUCH IDOL 3」の後継機。これまで、TCLのケータイやスマートフォンには「ONETOUCH」のニックネームを付けていたが、IDOL4からブランドを「Alcatel」とシンプルなものにした。同社の調べによると、Alcatelのユーザーのうち16%が18歳以下、50%が25歳以下、76%が35歳以下だったことから、「ミレニアル世代(2000年以降成人した世代)」と呼ばれる若年層をメインターゲットにして訴求していく。

 TCLコミュニケーションジャパン 取締役カントリーマネージャーのラッキー ツァオ氏は、「若者たちは常に最新技術を求め、新しいものを体験したい考えている。最新技術を搭載した新しい端末を適切な価格で提供する」と意気込みを話す。

 そんなTCLが今回力を入れたのが「VR」だ。IDOL4にはVRゴーグルが標準で付属しており、端末のパッケージ自体がVRゴーグルとなっている。

 IDOL4のロックを解除してVRゴーグルに装着するだけで、VRモードに切り替わる。撮影またはダウンロードした360度動画や、プリインストールされている「VRストア」からダウンロードしたVRゲーム、20以上のカテゴリーを集めたVR映像などのコンテンツを楽しめる。ツァオ氏は「VRベンダーと提携してたくさんのコンテンツを提供する予定」とコンテンツ拡充にも積極的だ。ゴーグルの下部に搭載した2つの静電タッチ式のボタンを使うと、決定、選択、戻るなどの操作ができる。

 背面にはガラス、側面には金属を採用して高級感を演出。IDOL3と同様、側面から背面にかけて本体がカーブしており、持ちやすさにもこだわった。カラーはゴールドとメタリックシルバーの2色を展開する。

 IDOL3でもおなじみ、端末を上下どちら向きで持っても画面が正しく表示されるリバーシブル仕様を継承したほか、音楽再生時には端末の向きに合わせて左右のオーディオチャンネルが自動で切り替わり、ステレオサウンドが正常に出力されるという。

 そのスピーカーは3.6Wのものを2つ搭載しており、迫力のあるサウンドを再生する。イコライザーやエフェクトを使ってDJ MIXができる独自のDJアプリもプリインストールしている。またハイレゾ音源の再生に対応したJBLのイヤフォンも付属する。

 約1300万画素のアウトカメラは像面位相差AFに対応しており、約0.1秒という高速オートフォーカスが可能。インカメラは約800万画素で、自分撮り用のフォトライトも装備した。

 TCLがミレニアル世代の好みを調べたところ、興味を引き、決断をさせる数字が「8秒」であることが分かったという。そこで、8秒間でなるべく多くの機能を使ってもらえるよう、専用の「BOOM KEY」を側面に搭載。このキーを押すことでさまざまなショートカットが可能になる。例えばスリープ時に2回押すとカメラを起動する、ギャラリーアプリ起動中にボタンを押すと写真のコラージュが開始する、撮影した動画の再生時に押すとエフェクトや音声を追加する、といったものだ。

 ディスプレイは5.2型のフルHD(1080×1920ピクセル)液晶を搭載。前モデルのIDOL3は5.5型、また海外で販売されている「IDOL4S」も5.5型だが、あえて5.2型のIDOL4を日本に投入することを決めたのは「さまざまな調査をしたところ、5.2型の方が日本人にマッチすると考えた」(ツァオ氏)ため。特に日本では、移動中など片手で操作をする人が多いことを考慮したのだろう。IDOL4の幅は72.5mmで、74.14mmのIDOL3よりも細い。

●エントリー機ながら高級感にこだわった「SHINE LITE」

 SHINE LITEは2万円台前半の低価格ながら、両面ガラスとメタルフレームのボディーに指紋センサーを搭載するなど、高級感や使い勝手にこだわったモデル。カラーはピュア・ホワイト、サテン・ゴールド、プライム・ブラックの3色。

 背面の指紋センサーではロックを解除できるのはもちろん、5本の指それぞれにアプリを割り当てることで、スリープ状態からワンタッチで最大5つのアプリを起動できる。

 カメラはアウトが1300万画素、インが500万画素。画面のどこでもタップするだけ撮影したり、Vサインを認識して撮影したりできる。インカメラ用のフォトライトや、アウト/インカメラで撮影した4枚の写真を合成するSPLITE CATCHER機能など、自分撮りを楽しむ機能も充実させた。

 ディスプレイは5型HD(720×1280ピクセル)、メインメモリは2GB、NFCは搭載しないなど、スペックはIDOL4よりも抑えられている。

●2モデルともau VoLTEに対応

 IDOL4とSHINE LITEいずれも「au VoLTE」をサポートしており、「UQ mobile」や「mineo」で提供されている、au VoLTEに対応したSIMカードを利用できる。ネットワークはNTTドコモとソフトバンク(Y!mobile)に対応しているので、国内3キャリアのSIMカードを利用可能。2モデルともSIMカードの形状はnanoSIM。SIMスロットはデュアル対応だが、片方はGSMのため、最近のSIMロックフリースマホで対応機種が増えている、LTEと3Gのデュアル待受には対応しない。

最終更新:10/14(金) 11:00

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