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日本ギフト大賞とった手作りハムが評判 きっかけは故江草安彦さん(岡山)

福祉新聞 10/13(木) 10:04配信

 岡山県笠岡市の社会福祉法人敬業会(田中二三一理事長)が運営する障害者就労継続支援A型事業所「ヴィレッジ興産」(定員10人)で製造するハムやベーコンなどがおいしいと評判だ。4月には、特製ロースハムブロック「極」が日本ギフト大賞の岡山賞を受賞。同県で一番の贈り物として高く評価された。

 きっかけは、2012年4月の事業所開設に当たり、故江草安彦・前理事長からハムづくりに精通する元レストラン経営者を紹介されたこと。「大手メーカーに勝つため、無添加で自然に近い本物のハムを作ろう」と、塩漬けに使うピックル液や増量剤を肉に注射する製法は採用せず、食感を良くする卵白も使わない手間暇かけたハムづくりが始まった。

 現在製造しているのは、ハム、ベーコン、ソーセージ、スモークチキンなど14種類。国産三元豚を使ったロースハムの場合、ヒマラヤ産レッド岩塩やハーブを組み合わせたピックル液に20日以上漬け込んだ後、桜のチップとコーヒー豆を燻して火を通す。「極」は油が少ないドイツ産のロース肉をブロックのまま10日以上漬け込んだ後に燻製にし、1100グラムに切ってパック詰めする。

 管理者の西山義雄さんは「インパクトのある商品がほしくて『極』を作った。大賞にノミネートされたことも驚きだが、岡山賞を取れたことには本当に驚いた」と話す。

 受賞したことで、市のふるさと納税の返礼品に指定されたり、都内にある県のアンテナショップに商品登録されたり、徐々に販路が広がっているという。

 「お中元やお歳暮シーズンを中心に年間3000個のギフトパックが売れる。その時期の稼働率は150%になる。しかし、それ以外は40~50%。利用者には最低賃金(757円)を払っているが、稼働率が上がればボーナスも支給できる」という西山さん。鶏肉だけのソーセージなど新商品の開発も進めている。

 ◆日本ギフト大賞・・・2015年に創設された全国各地の魅力的な贈り物を顕彰する賞。51の地方新聞社などが選考委員に参加し、「独自性」「創造性」「社会性」を満たした商品が評価される。

最終更新:10/13(木) 10:04

福祉新聞

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