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リオ・デ・ジャネイロ、コパカバーナに轟く銃声=近隣スラム街で銃撃戦発生

ニッケイ新聞 10/13(木) 20:35配信

 リオ市有数の観光地、市内南部のイパネマ、コパカバーナの住人は10日、恐怖に震える一日を過ごした。
 両地域の境目に存在する、パヴォン・パヴォンジーニョ(PP)とカンタガーロ複合ファヴェーラ(スラム街)で、軍警と、麻薬組織の銃撃戦が発生し、麻薬組織3人が死亡し、軍警3人が負傷したと10、11日付現地紙、サイトが報じた。
 負傷した3人の軍警の中には、PP駐留の平和維持部隊(UPP)隊長を務めるビニシウス・デ・オリベイラ大尉も含まれていたが、同大尉も残りの軍警も命に別状はない。
 10日朝に始まった銃声と爆発音は夜更けまで続いた。リオ五輪閉会からちょうど50日、特別警備体制の大会中には起こらなかったリオの悲しい現実が戻ってきてしまった。
 銃撃戦は、午前9時に、ファヴェーラに駐留するUPPに対して、PP一帯の麻薬組織のボス(通称サムーカ)が率いる犯罪集団が攻撃を仕掛けた事で始まった。
 サムーカは08年より、リオ市の東隣に位置するニテロイ市の刑務所に服役していたが、今年の5月14日、母の日の恩赦で出所していた。サムーカは出所後、根城にしていたPPに戻っており、彼の帰還後、PPの治安は悪化していたという。
 銃撃戦はファヴェーラ内部でのみ発生していたが、絶え間なく轟く銃声は、リオ有数の観光地、コパカバーナやイパネマ地区の住民、商店主、観光客を恐怖に突き落とすには充分だった。多くの近隣商店は午前中にシャッターを閉め、周辺道路は閉鎖された。
 最も緊張が高まった瞬間は、切り立った山肌に逃げた麻薬組織と、ヘリに乗り込んだ軍警との間の銃撃戦で、撃たれた犯罪組織の男が、高さ30メートルの崖から転落したシーンだ。この様子は近くの住民が撮影しており、10日夜の各局TVニュースで繰り返し流れた。

最終更新:10/13(木) 20:35

ニッケイ新聞

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

うん、核融合炉を作ったよ
核融合こそ未来のエネルギー問題への答えであり、子どもにだって世界は変えられる、テイラー・ウィルソンはそう信じています。そして彼はそのどちらにも取り組んでいます。14歳の時に家のガレージで核融合炉を作り、17歳となった今、直前の依頼に応えてTEDのステージで自分の物語を(手短に)語っています。