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ソフトバンク武田、焦った6失点 自分が犯したミスから暗転

西日本スポーツ 10/13(木) 9:54配信

■4回1/3 7安打KO

 一つのミスから、武田は暗転した。しかも自分が犯したミスだ。互いに無得点の5回。レアード、大谷の連打で無死一、二塁とされた。大野は三塁側に送りバント。武田はベンチの指示通りに三塁で刺すためチャージし、グラブに収め、握ろうとしたが、こぼした(記録は犠打失策)。塁が埋まり、西川に先制の2点中前打を許した。

CSいまだ無安打、空振り三振に倒れる柳田

 昨季からポストシーズンを含めて無失策を続けていた。軽快な動きで4回までに4度打球を処理していた。「もったいなかった。(ボールから)目切りが早かった。焦ったというのもあった。大事なところでミスをしてしまった」。ショックを引きずったのか、なおも中島の送りバントから近藤の2点適時打。さらに中田に2ラン被弾。1イニング自己ワースト6失点で5回を投げきれず降板した。

 レギュラーシーズン同様、つなぎの野球で好機を広げる日本ハム打線を分断できなかった。しかも投げ合ったのは難敵大谷。「1球の重み、というものはある。状態はかなり良かっただけに、あの回崩れたのはチームに申し訳ない」。デビューから通算5戦4勝中だった札幌ドーム。6戦目で初黒星だ。

 大谷と投げ合うことになる初戦に向け、首脳陣はファーストSで武田を温存。十分な調整期間を設け、満を持して今季14勝右腕をぶつけた。だが、CS4度目の登板でも初勝利は遠い。工藤監督は「(大谷との)我慢比べというのもあったと思うので、彼も精神的に削られたというところがあったのでは」とミスを招いた心の動きを察した。

■札幌6戦目初黒星

 勝てば優勝マジック点灯の大一番だった9月22日の日本ハム戦。先発を託された武田は6回途中3失点と踏ん張れず、逆にライバルに優勝マジック6の点灯を許した。今回はリベンジに失敗。失地回復の機会を信じ、調整を続ける。

=2016/10/13付 西日本スポーツ=

西日本スポーツ

最終更新:10/13(木) 9:54

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