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「賊軍」合祀問題 なぜ、靖国神社は多くの議論が発生するのか

AbemaTIMES 10/13(木) 17:00配信

先日、石原慎太郎元都知事らが中心となって、靖国神社に新選組や西郷隆盛を合祀するべきだという申し入れを行った。

「靖国神社」という言葉は報道等でよく耳にする言葉だが、なぜこんなにも多くの議論を呼ぶのだろうか。

靖国神社の起源は、明治維新の最中。
「戊辰戦争」で近代国家建設のために命を捧げた人々をたたえる目的で、天皇が明治2年に 「東京招魂社」として創設した。その後、明治12年 に「靖国神社」として改められた。現在246万6千余りが祀られている。その中には、坂本龍馬・吉田松陰・高杉晋作など幕末で国のために活躍した人達も。さらに日清戦争・日露戦争などで戦った軍人たちのほか、ひめゆり学徒隊など、身分や職業、男女の区別なく国に尽くして亡くなった人たちが靖国神社に眠っている。一方で東條英機ら太平洋戦争の「A級戦犯」も合祀されていることが問題とされている。

「賊軍」とされる西郷隆盛らの合祀申し入れについて、宗教学者である島田裕巳さんは「靖国神社には、多くの問題が以前からあった。最初はA級戦犯とそれ以外の戦犯を分ける必要があるのではないかと国内で討論していたものが、中曽根元首相が参拝したことによって国際問題に発展したり等、様々な問題で話し合われてきて、今回のような申し入れが介入する余地がなかった。だからこの申し入れは、今まで話し合いが出来なかったものであるだけだ」とコメント。

また、なぜ靖国神社には問題が多く発生するのかと聞くと「一番の問題は、靖国神社がいろんな形をとって変遷してきたこと。もともと国のものが、民間の宗教法人のものになって、その変遷が様々な問題を生み、多くの問題を難しくしている」と回答した。

最終更新:10/13(木) 17:00

AbemaTIMES

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