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RADWIMPS 映画「君の名は。」の音楽制作裏話

TOKYO FM+ 10/13(木) 18:00配信

RADWIMPSが10月12日、TOKYO FMのレギュラー番組「SCHOOL OF LOCK! RAD LOCKS!」に出演。音楽を担当したアニメーション映画「君の名は。」について、その制作裏話を語りました。

映画「君の名は。」の主題歌として書き下ろされた楽曲の「前前前世」と「スパークル」には、アルバム『君の名は。』に収録されている“ムービーヴァージョン(movie ver.)”と、11月23日にリリースされるニューアルバムに収録される“オリジナルヴァージョン(original ver.)の二種類があります。なぜ、RADWIMPSは二つのヴァージョンを制作することになったのでしょうか。

桑原「『前前前世』は、ムービーヴァージョンをレコーディングした後に、新海誠監督から『(追加で)歌詞がほしい』とオーダーがありまして」

野田「レコーディングした後だったから、“あろうことか! そんなことがあっていいのかい!”……ってなったんだよね(笑)。
で、そこから作ったヴァージョンが別にあるんですよ。しかもその歌詞をやたら監督は気に入ってくれてね。映画ではセリフまでカットしてそこの歌詞を聞かせて。だから映画を観た人はたぶん余計に耳に残ってるんだよね」

武田「そうだね。後ろで流れているというかは、前に居るもんね」

野田「その歌詞が未来をちょっと予兆しつつこの先なにが起きるのか、波乱を含みながらも希望に満ち溢れてる感じが、たぶん監督としては嬉しかったのかなと思って。せっかくそこを作ったので、アルバム『君の名は。』にはちょっと間に合わなかったんですけど、オリジナルアルバムには入れようということになりました。
同じように『スパークル』という曲にも、ムービーヴァージョンとオリジナルヴァージョンがあります。ムービーヴァージョンは、がっつり映画の流れに沿って作ってあるから、曲はだいぶ長いんです」

武田「9分ぐらいありますね。“歌モノ”っていう要素もあるんだけど、“劇伴”っていう要素もあったりして、曲だけ聴くと1曲の曲としてはちょっと不恰好になってしまう。映像と合わせて、真価が発揮されるような出来になってるのがムービーヴァージョンですね」

野田「最初僕らもだいぶ迷ったというか、半信半疑だったよね。(映画の中の)この9分間を、曲だけで持たすってことが果たして可能なのかなって。
しかもピークの後半なので、監督とも“別々の曲、2曲にしませんか?”みたいな話もしたんです。でも一番最初に脚本をもらった段階で僕が渡した『スパークル』の原型となる曲を、監督がえらく感動して気に入ってくれて。『絶対ここは、この曲1本でいきたいんです』ってことを言ってくださって。そこから、アレンジでいかに変化を付けていくかっていうのを考えてったよね。
(主人公の)三葉と瀧の大事な部分であり、冒険であり、ほんとに勇気を振り絞るところなので、結構……結構がんばりましたね。あれは5ヶ月ぐらいかかったんじゃない?」

武田「本当に長かった。一回“これでいきましょう”ってなったんだけど、“ちょっとやっぱり、ここの部分はこのパートにしてください”みたいなやり取りが続いてね」

野田「この曲も、さすがに長いからオリジナルヴァージョンを作ろうかってなって。その時に入れた新たな歌詞があるんだけど、監督はさらにそれも気に入ってしまって。三葉が手のひらを見るとても重要シーンで使ってくれてね。
あれは、俺らが自分たちのアルバム用に、“よし、やっとレコーディングできるね”って作ってたら、“お前の持ってるそれもくれー!”っていう(笑)。まあ、そういう風にずっと手作りというか、ラリーをしながら作っていきましたね」

武田「思い出があるねえ」

野田「でもオリジナルヴァージョンはとても聴きやすくというか、歌モノとして完成しているので、これはまた全然違うふうに聴けるじゃないかなと。新たな歌詞もいっぱい入ってます」

最終更新:10/13(木) 18:00

TOKYO FM+

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