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県内をシャクヤク名所に 「100万本咲かせる会」、高岡の奥村さんら設立 

北日本新聞 10/13(木) 21:52配信

■遊休地活用、賛同募る

 県内の休耕畑などをシャクヤクで彩る「100万本の芍薬(しゃくやく)を咲かせる会」が発足した。中山間地の遊休農地にシャクヤクを植えて多くの人の目を楽しませるとともに、高齢者の生きがいづくりに貢献したり土地の荒廃を防いだりしたい考えだ。会長の奥村利夫さん(69)=高岡市江尻=は「100万本を咲かせるという夢を一緒に追い掛けてくれる人を集め、輪を広げていきたい」と話している。

 奥村さんは8年前、高岡市伏木一宮の氣多(けた)神社横の畑を活用し、趣味でシャクヤクを育て始めた。100株からのスタートだったが、今では千平方メートル以上の畑に約1100株のシャクヤクが並んでいる。4~5月に赤や白、桃色など約20種類のシャクヤクが咲き誇り、市内外からの見物客の目を楽しませている。

 数年前から、県内の遊休地などの所有者に株の無償提供を始めた。それぞれの畑で株を増やし、3~4年後に他の栽培希望者に無償提供してほしいとの願いを込めて渡している。現在は同神社横の畑で5人、氷見市で3人がシャクヤクの栽培に励んでいる。さらに多くの協力者を募り、継続的に県内のシャクヤク畑を広げようと、10月上旬に会を設立した。

 発足した日に会員らが同神社横の畑に集まり、シャクヤクの株分け作業をした。奥村さんは「富山がシャクヤクで有名になり、花が目当てで訪れる観光客の増加につながればうれしい」と話した。会員は現在5人で、引き続き協力者を募集する。問い合わせは奥村さん、電話090(2834)7615。

北日本新聞社

最終更新:10/13(木) 21:52

北日本新聞