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元ヤクルト・ドラ1右腕が語る『短期決戦のカギ』

ベースボールキング 10/13(木) 17:00配信

戦う選手たちはどう感じているのか...

 2016年のプロ野球もいよいよ大詰め。12日からは日本シリーズ進出をかけたクライマックスシリーズ(CS)のファイナルステージが幕を開けた。

 “短期決戦”という部分が強調され、普段とはまた違った戦いになると言われるポストシーズンであるが、実際に戦場に立つ選手たちはどのように感じているのだろうか...。

 今回も現役時代にヤクルト、日本ハムで活躍した増渕竜義氏に『短期決戦』について聞いてみた。

短期決戦の“カギ”は...

 私の実績から大したことは言えないですが、実際に経験した身として言えることは、短期決戦で最も大事なのは「メンタル」だと思いますね。

 選手たちは、試合で自分の持っている力を100%発揮できるように準備をします。それには気持ちの準備、試合への気持ちの持って行き方がとても重要になってきます。

 少しでもマイナスな思考があると、試合でのパフォーマンスは落ちます。少しでも不安な要素や気持ちを持っていると、必ずプレーに反映するのです。

 『短期決戦』は、文字通りあっという間に終わってしまいます。そこでいかに自分の力を存分に出せるか否か...。これが大きなポイントになります。

 ラッキーボーイ的な活躍をする選手になるか、まったく何もできずに終わってしまう選手になるか。そこには、やはり気持ちの面での違いがあるのだと思います。

いかにして不安を自信に変えるか

 私自信もそうだったのですが、試合で少し自信がないときがありました。

 投手でしたので、この気持ちをマウンドで感じたことは失格です。不安な気持ち、自信の無いボール。打たれるのではないかという消極的な気持ち...。こんな気持ちで投球すると、思うところに投げれず、たいていは痛打されます。「気持ちがボールに乗り移る」ということは何度も経験しました。

 気持ち的に不安があるという事は、その時点で打者と対戦しているのではなく、自分自身との戦いになっているということ。これでは、打者と勝負になんかなるわけがありません。ですから、いかにその不安を自信に変え、本番に挑めるかが大きなポイントになるのです。

 そして、その自信を試合の中で確信へと変えていくことができれば、さらなる自信と成長につながると思いました。

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最終更新:10/13(木) 17:00

ベースボールキング