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志賀ころ柿GI登録 県内2例目、海外展開に期待

北國新聞社 10/13(木) 2:53配信

 農林水産省は12日、志賀町で生産される「能登志賀ころ柿」を地理的表示保護制度(GI)の対象として登録した。石川県内の農林水産物では「加賀丸いも」に続いて2例目となり、国から高品質で希少性の高い農産物として保護される。地元関係者は「今後の海外展開に弾みがつきそうだ」と期待を寄せた。

 GⅠ制度は、地域の特色を生かした農林水産物や食品の名称を品質の基準とともに国が登録し、知的財産として保護する。ころ柿は糖度の高い柿を使っており、見た目が鮮やかなあめ色で果肉がやわらかいことや、県のふるさと認証食品にもなり一定の評価を受けていることが登録の理由になった。

 JA志賀は台湾や香港、シンガポールなどへの出荷を視野に海外展開の可能性を探っており、これまで行っていなかった1個ごとの包装を検討している。

 GⅠには能登志賀ころ柿のほか、新たに三島馬鈴薯(ばれいしょ)(静岡県三島市、函南町)、下関ふく(山口県下関市、北九州市門司区)、十勝川西長いも(北海道帯広市など)が登録され、計21品目となった。

 ●地理的表示保護制度(GI) 地域の特色を生かした農林水産物や食品の名称を品質の基準とともに国が登録し、知的財産として保護する制度。市場に流通するときは国のお墨付きである「GIマーク」が付けられ、模倣品の生産者が国の命令に反して名称の不正使用をやめない場合には罰金が科せられる。国内では2015年12月から登録が始まり、「神戸ビーフ」や「夕張メロン」などが登録されている。

北國新聞社

最終更新:10/13(木) 2:53

北國新聞社