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絹せっけんで被災者を応援 津幡高生、来月福島へ

北國新聞社 10/13(木) 2:53配信

 津幡高のボランティアグループ「朱鷺(とき)サポート隊」は11月、東日本大震災で被災した福島県の仮設住宅を訪れ、生徒が考案した絹の粉末入りの「シルクせっけん」を配る。同隊は被災地支援活動として毎年秋、福島県の仮設住宅や幼稚園などを慰問してきた。生徒は12日、せっけんを入れた紙コップに被災者を励ますメッセージを書き込み、被災者の心と体の健康を祈った。

 シルクせっけんは重さ30グラムで、生徒が紙コップやプラスチック容器に入れて作り、ラベンダーの香料を加えた。製作した生徒によると、泡立てると、とろみがあり、普通のせっけんよりも保湿効果があるという。容器の外側には生徒が「いつも笑顔で!」「HAPPY」などの言葉を添えた。

 サポート隊は毎年、福島県南相馬市や会津若松市の仮設住宅などを訪問し、桑の葉や絹の粉末を入れたクッキー、押し花を配したメッセージカード、トキが描かれたリンゴなどを配ってきた。

 河北農蚕(のうさん)学校を源流とする同校では、カイコの作る絹や餌となる桑の実や葉を使った商品開発に取り組んでおり、生徒は今年、新たにせっけんを渡そうと、白山市のせっけん工房「エステル」を見学して作り方を学んだ。

 生徒10人は11月10~13日、南相馬市の仮設住宅などを訪れ、シルクせっけん約240個をメッセージカードやリンゴと一緒に手渡す予定だ。隊長の才門(さいもん)和矢さん(2年)は「せっけんで、つらい思い出も洗い流してほしい」と話した。

 同隊は仮設住宅へ送るメッセージ製作の協力を呼び掛けている。問い合わせは津幡高まで。

北國新聞社

最終更新:10/13(木) 2:53

北國新聞社