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ING:欧州大陸からロンドンに人員移す、業界の流れに逆行-関係者

Bloomberg 10/13(木) 14:11配信

オランダの銀行最大手INGグループは、トレーディングスタッフ最大60人をアムステルダムとブリュッセルの両拠点からロンドンに移す。事業統合とコスト削減が狙いだという。事情に詳しい関係者が明らかにした。

計画が部外秘であるとして同関係者が匿名を条件に語ったところによると、同行はまた、ニューヨークとシンガポール、ブリュッセルで金融機関向け株式デリバティブ(金融派生商品)事業の閉鎖も計画している。

英国が6月の国民投票で欧州連合(EU)離脱を決めた後でロンドンに人員を移すのは、欧州大手行でINGが初めて。他行は英国外に人員や業務を移す必要性が生じる可能性を示唆している。スイスの銀行UBSグループのセルジオ・エルモッティ最高経営責任者(CEO)は先月、最大1500人を他の拠点に移さなければならないかもしれないと述べた。

EU離脱決定を受け、金融の中心地としてのロンドンの将来を疑問視する見方はあるが、同市は引き続き潜在的に有能な人材の宝庫だ。同関係者はEU離脱の影響があまりにも重大な場合は、INGが将来的にロンドン拠点の再検討を迫られる可能性があると指摘した。

原題:ING Said to Move Jobs to London in Contrary Post-Brexit Decision(抜粋)

Martijn Van Der Starre

最終更新:10/13(木) 14:11

Bloomberg