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【パ・リーグCS】メジャー関係者の印象変えた「大谷スマイル」

東スポWeb 10/14(金) 5:11配信

 パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージが12日、開幕。札幌ドームで行われた第1戦は、リーグ覇者の日本ハムが6―0と快勝し、アドバンテージを含む2勝0敗とした。勝利の立役者は7回1安打無失点と圧巻の投球を披露した大谷翔平(22)だったが、この日も見せた「大谷スマイル」が、メジャー関係者の間では大評判だ。

 7回1安打6奪三振。この日の大谷は力でねじ伏せるというより、慎重な投球を心がけていた。試合後「(リーグ優勝決定試合の)西武戦は追い込んだら三振を取りにいってましたけど、今日は追い込んでも無理に取りにいかなかった。打者の技術、対応を見ながら(確実に打ち取る)ベストな方策を選んだ」と振り返ったように、大ケガのないよう打者を観察しながらの102球零封だった。

 栗山監督も「翔平の場合は投げてみないと分からないんだけど、今日は自分をコントロールしながらしっかり投げていたので、本人の決意を感じた」と褒め言葉を並べた。

 一方、この日もネット裏にはマリナーズをはじめ、多くのメジャー球団スカウトが陣取っていたが、その中の一人は「試合中に見せる彼の笑いの印象が変わった」と独特の視点で大谷の可能性に触れた。

 同スカウトは「今まで、打たれた直後などに見せる彼の笑顔は、試合に対する責任感の甘さ、本当に痛い目に遭ったことのない投手が見せる未熟さの表れだと解釈していた。ただ、前回の西武戦と今回の投球を見て、それは誤解のような気がする」と語り、こうも続けた。

「緊迫した試合の中でも変わらず見せるあのスマイルは、まだまだ自分の中でできる、上に行けるという余裕の表れだと感じた。まだ(投球の)レベルは上げられる、見ているところははるかに上にある。その中で7~8割の加減で投げた結果に対する感情表現。つまり、まだ死ぬ気で投げたことはない。排気量にも補助タンクにも余裕があるということ。勝負事はそんなに甘くないはずなので、いつか痛い目には遭うはずだが、もしかしたらそれは日本ではないのかもしれない」

 この日の試合でいえば、その「大谷スマイル」はまだ0―0と緊迫していた5回二死で迎えた9番・細川の場面。159キロのストレートをファウルした細川の手がしびれ、顔をしかめた直後に内角に160キロでのけぞらせた配球の中でのやりとりにあった。

 大谷は「あそこは(大野)奨太さんとコミュニケーションを取りながら、あれはいい、これはいいとやっていた」と解説したが、そんな私的なやりとりが、意外なところで評価されていたとは、想像もしていないことだろう。

 日本球界では無敵となりつつある大谷。メジャーの評価もグングンと上昇中だ。

最終更新:10/14(金) 5:18

東スポWeb

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