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保ち合い相場が続く中で決算動向に右往左往

ZUU online 10/14(金) 8:10配信

昨日に続いて大阪にいるのですが、朝晩の風がすっかり「秋」という感じになって来ました。秋の夕暮れというのも夏以上に寂しくなりますがボブディランの歌も似合っている感じです。株式市場も上値の重さが確認された格好で再度調整感が出ています。ここで踏ん張れるかどうかということですが、週末ということで手仕舞い売りも嵩みそうです。

10月中旬ということで底値を付けるタイミングとみてもいいのかもしれません。昨晩の夜間取引でも16,600円台で下げ渋っており、これで調整一巡となるかどうかという感じです。ここからはさらに中間決算の動向を気にすることになるのでしょうが、下方修正などもある程度織り込まれているものと思われ、底堅い展開は続きそうです。

米国株が軟調、為替も円安一服となったことから売り先行となりそうです。オプションSQ(特別清算指数)算出に絡む売り買いが終わったあとに週末の手仕舞い売りに押されることになるのではないかと思います。米国市場も上値が重く、欧州市場などへの不安もあって冴えない展開となりそうです。主力銘柄を中心にここのところ買われていた銘柄を中心に軟調となるものも多いと思います。

17,000円水準がまたも上値として意識された格好です。一方で下値も再度16,500円~600円水準が意識されてきそうで、16,000円台後半での動きがまだまだ続きそうです。17,000円を超えてくるだけの円安、16,000円を割り込むだけの円高になる要因も今のところは少なく、保ち合い相場が続く中で決算動向に右往左往するのでしょう。

■本日の投資戦略

昨日の日本市場は中国の貿易統計が予想を下回ったことをきっかけに売られたということですが、ここへ来て突然に中国の指標に反応するということもないはずなので、仕掛け的な売りに押されたということで良いのだと思います。毎年、10月中旬まで売られるということが多かったのですが、今年は堅調となっており、単純にそうした季節的な持ち高調整の売りが嵩んだということでしょう。

米国でも中国の貿易統計で売られたなどと言っていますが、中国の景気動向など特に気にするということでもなく、利上げ=ドル高を嫌気する動きと、決算悪=利上げ後退を嫌気する動きがあいまって売られたものと思います。特に世界的な景気鈍化につながるということでもないので、本来であればそれほど気にすることでもないのですが、何かにつけて中国がどうしたということが言われるかもしれません。そうなるといったんは上値の重さを確認しては下値を試すということになりそうです。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 (現・アルゴナビス)、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。メールマガジンも配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

最終更新:10/14(金) 8:10

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