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2016年度上半期の企業倒産は4217件 バブル期に次ぐ水準まで減少

ZUU online 10/14(金) 11:40配信

2016年上半期(4月-9月)の全国の企業倒産件数が発表され、負債額1000万円以上の企業倒産は前年同期より171件少ない4217件で、バブル期1990年度同期(3070件)に次ぐ26年ぶりの低水準だった。負債総額は6626億4900万円で、前年同期比29.2%。負債10億円以上の大型倒産も94件。100件を下回るのは27年ぶりだという。

■10産業のうち7産業で前年同期を下回る

倒産件数は東京商工リサーチが発表したもので、産業別では10産業のうち7産業で前年同期を下回った。件数別で多いのは建設業が806件(前年同期846件)、卸売業が655件(同679件)、製造業は584件(同673件)、小売業は582件(同586件)などとなっている。逆に増えたのはサービス業他(1080件から1112件)、農・林・漁・鉱業(33件から36件)、金融・保険(15件から24件)の3産業だった。

業種別で倒産件数の増加が目立ったのは、老人福祉・介護事業(30件から62件)、学習塾(12件から21件)、自動車整備(30件から47件)、労働者派遣(31件から35件)などだった。

地区別に見ると、全国9地区のうち北陸(109件、前年同期比13.5%増)、東北(171件、同16.3%増)、中国(184件、同2.7%増)は増えたが、残りの6地区は減っている。

東京商工リサーチはこのほかの上半期の特徴として、従業員数5人未満の構成比73.6%で、年度上半期としては過去20年間で最高となったこと、上場企業倒産がなかったこと、「熊本地震」関連倒産が8件あったこと、「チャイナリスク」関連倒産が45件(前年同期56件)、中小企業倒産が上半期としては最も少ない4215件だったこと--などが挙げられるという。

■上半期の大型倒産5件

(1) 公益財団法人山梨県林業公社(山梨県)
森林整備、分収造林事業 負債総額 261億2,000万円/民事再生法

(2) 吉田ゴルフ開発(鹿児島県)
ゴルフ場経営 負債総額166億8700万円/民事再生法

(3)芝管財(東京都)
ブロイラー・食肉販売 負債総額140億円/特別清算

(4)伊豆ゴルフ開発(東京都)
ゴルフ場経営 負債総額100億円/特別清算

(5)ハイエリア(大阪府)
マンション分譲販売ほか 負債総額92億7,000万円/特別清算

(ZUU online 編集部)

最終更新:10/14(金) 11:40

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