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韓国の輸出 米国・ベトナム向け増加も対中減少

聯合ニュース 10/14(金) 10:45配信

【ソウル聯合ニュース】韓国貿易協会の国際貿易研究院が14日発表した報告書によると、2010年以降、米国とベトナムへの輸出は増加傾向にあるものの、最大の貿易相手国、中国への輸出は減少が続いている。

 米国への輸出額は10年の498億ドル(約5兆1700億円)から15年には698億ドルに増加した。この間に韓米両国は自由貿易協定(FTA)を発効させている。韓国の輸出全体に占める対米輸出の割合は10年の10.7%から今年は13.8%に拡大している。

 ベトナムへの輸出も10年の97億ドルから15年は278億ドルと3倍近く増加した。

 韓国の輸出全体に占める対ベトナムの割合は10年の2.1%から今年は6.4%と3倍に拡大している。

 報告書は米国への輸出が増加していることについて、「米国の景気回復に伴う輸入需要の改善と内需活性化で消費財の輸出が好調なため」と分析した。

 また、ベトナムについては「海外直接投資の増加で生産が輸出につながる好循環をベースに輸出が増えている」とした上で、中国に代わる第2の生産基地に浮上しているベトナムへの輸出は今後さらに増えると見通した。

 一方、韓国の輸出全体に中国が占める割合は10年の25.1%から今年は24.4%に縮小している。

 報告書は「中国の内需を中心とした成長政策の変化による景気低迷と中国の輸出減少が対中輸出のマイナス要因になっている」と説明した。

 また、韓国の消費財輸出が急成長しているものの中国の成長鈍化と貿易構造の変化によりこれまでと同じような好調を見せるのは難しいだろうと予想した。

最終更新:10/14(金) 11:21

聯合ニュース