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【秋華賞】パーシーズベストの能力の高さを証明する「阪神外回り9ハロンの一貫ラップV」

東スポWeb 10/14(金) 20:07配信

【秋華賞(日曜=16日、京都芝内2000メートル)新バージョンアップ作戦】オークス馬シンハライトの戦線離脱で“混迷度数”が急上昇の第21回秋華賞。確たる主役不在の中で新VU作戦は◎パーシーズベストで超大穴を狙う。近年は比較的平穏な牝馬3冠最終戦だが、2008年には超ド級の波乱(11→8→16番人気決着で3連単1098万2020円)もあった。あの驚がくシーンが再び? 抽選対象馬が爆走する根拠をとくとお読みいただこう。

 ローズSで次位に0秒7差をつける自身上がり33秒7の豪脚を繰り出したシンハライト。ラスト2ハロン目で10秒台を刻み、逃げ切り目前のクロコスミアをハナ差退けた一番こそが現3歳牝馬ナンバーワンである何よりの証し。おそらく京都内回りでも突き抜ける――そう考えていた矢先に届いた屈腱炎発症の悲報。改めて“無事是名馬”の意味を痛感させられた次第だが、オークス馬の戦線離脱によって牝馬3冠最終章は鉄板レースから一転、捨て枠なしの大混戦へ。予断を許さない情勢になってきたのならば、一発長打を狙わない手はない。

 高配の使者として白羽の矢を立てたのがパーシーズベスト。期待の源は2走前の3回阪神・500万下(牝)Vにある(別表参照)。1分45秒台の優秀なVタイムもさることながら、それ以上に魅力を感じるのは3ハロンごとの3分割で34秒7→35秒6→35秒0の一貫ペースを刻んだレースラップだ。阪神外回り9ハロンでまずイメージするのは緩ペースからの瞬発力勝負。重馬場とはいえ、同じ舞台のローズSはラップ3分割で35秒4→36秒7→34秒6。ご多分に漏れず中間3ハロンでかなり大きな中だるみが生まれている。

 一方、秋華賞の過去10年で5ハロン通過が60秒を超えたのはわずかに1回。57秒台1回、58秒台7回とほぼ例外なく過酷な前半ラップを刻んでいる。緩ペースからの瞬発力勝負と一貫ペースでの持続力勝負。最重要トライアルであるローズSの結果が本番へとスライドしにくい理由はここにある。ヨーイドンに強いだけではラスト1冠に手は届かない。過酷なGIラップに耐えつつも、しまいの脚を伸ばせるかどうか。これこそが勝敗を分ける最大のポイント。一貫ペースに対する保証書付きのパーシーズベストなら、まず崩れる心配がないという確信を持っている。

 もちろん機能(能力)不足では保証書付きでも心もとないが、瞬発力勝負になりやすい阪神9ハロンでの一貫ラップ。実はこれが能力の高さをも担保してくれる。例えば、パーシーズベストVの500万下と同じ3回阪神の1000万下・三木特別(1分45秒0=勝ち馬アスカビレン)。ラップ3分割で35秒5→34秒7→34秒8の一貫ラップを刻んだ一戦は1・2・5・6着馬が次走でV。もうひとつさかのぼれば、35秒0→35秒4→35秒2を刻んだ昨年3回阪神の準オープン・垂水S(1分45秒6)では1着ノボリディアーナが府中牝馬S、3着ラングレーが洛陽Sとオープン勝ちを果たしている。

 阪神外回り9ハロンの一貫ペースを能力なくして勝つことは不可能。あとは抽選突破を待つのみ。無事ゲートインならおのずと好勝負になるはずだ。

最終更新:10/14(金) 20:14

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