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鈴木亮平は、藤原竜也に次ぐ漫画実写化の担い手なりえるのか?

オリコン 10/16(日) 8:40配信

 日本テレビ×WOWOW×Huluの3社がドラマ『銭形警部』を共同制作し、2017年に日本テレビから放送開始。主役・銭形警部を鈴木亮平が演じることが発表されると、「銭形警部を演じるのが鈴木亮平と聞いて安心した」「亮平さんの銭形、楽しみにしています」と、ネットなどで期待度の高いコメントが集まっている。鈴木亮平と言えば、“日本のロバート・デ・ニーロ”とでもいうべき、激ヤセ→激太り→超筋肉質といった徹底した役作りに定評があり、同時に映画『HK/変態仮面』や『俺物語!!』など、人気漫画の実写化作品の主演でも知られる俳優。そういった意味では、映画『カイジ』や『デスノート』で評価を得た藤原竜也と似たポジションにいるとも言える。

【写真】30キロ増量“巨漢の高校生”役に挑んだ鈴木亮平

◆ストイックな役作りに定評、視聴者の好感度もうなぎのぼり

 鈴木亮平は1983年生まれで、現在33歳。東京外国語大学卒業後、モデル活動をしながら2006年に本格的に俳優デビューするが、一般にその名が知られるようになるのは2014年、朝の連続テレビ小説『花子とアン』(NHK総合)でヒロイン・吉高由里子の夫役を演じてからだ。鈴木の“肉体改造”も世間で話題になり、2013年公開映画『HK/変態仮面』では体重を15キロ増加させた上、脂肪をそぎ落とし、“パンティを被ると最強になる”という変態ヒーローを演じながら、見事なTバック姿とギリシャ彫刻のような肉体美を見せつけた。

 さらに、2015年放送のドラマ『天皇の料理番』(TBS系)では一転、超病弱な主人公の兄を演じるため20キロ減量、すっかり顔色まで悪くなっていた。そして同年10月に公開された映画『俺物語!!』では、巨漢の主人公を演じるために30キロ増量するも、翌年5月公開の『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』では再び筋骨隆々になるという……もはや“役者バカ”と言ってもいいくらいの役作りだ。

 「とは言え、俳優さんはみんな、役作りのために体重を落としたり増やしたりしています。香川(照之)さんや西島(秀俊)などは有名ですね。でも、確かに鈴木さんの場合は極端ですし(笑)、そうしたエピソードや“変態”的な役柄から、ドン引きしそうな個性派俳優のようにも思われますが、温厚で知的なルックスからもわかるように、人柄のよさや優しさが滲み出ています。視聴者からの好感度もますます上がってるので、日本を代表する役者のひとりと言っても過言ではないでしょう」(ドラマ制作会社スタッフ)

◆非難を買いやすい漫画実写版の“次世代担い手”としては最右翼

 そして、次なる鈴木の役どころは、まさかの“銭形警部”。人気アニメ『ルパン三世』の銭形警部(銭形幸一)が主役になること自体、想定外の感もあるが、鈴木は『スッキリ!!』(日本テレビ系)に出演した際、アニメ版で銭形の声を務める声優・納谷悟朗と山寺宏一の声を研究していることを明かし、さらに「これだけ有名なキャラクターなので、正直プレッシャーもありますが、毎回、監督に“これで大丈夫ですか?”と確認しながら、魂を込めて役作りをしています」と語るなど、自分ならではの銭形を演じようとする意気込みが感じられた。

 「鈴木さんも『スッキリ!!』(日本テレビ系)で語ってましたが、銭形警部はルパンから“とっつぁん”と呼ばれて、オジさんのような気もしますが、実は年齢不詳なんです。だから演じる“幅”は意外と広い。ドラマのキャッチにもあるように、いつもルパンを取り逃している間抜けな印象もありますが、考えてみれば正義感が強くて仕事熱心な人物。また、ルパン一味の犯行に見せかけた犯行を、超的確な推理と捜査で暴く優秀さを見せたり、ルパンが死んだと聞けば相棒の次元(大介)よりも悲しむという、“ルパン愛”も持つ人情家でもある。鈴木さんも演技力の見せどころですし、ドラマ自体が新たな刑事ドラマとしてシリーズ化される可能性だってあります」(前出のスタッフ)

 これまでの人気漫画の実写化作品で言えば、松山ケンイチ(『デスノート』シリーズ、『デトロイト・メタル・シティ』、『ど根性ガエル』など)や小栗旬(『花より男子』シリーズ、『信長協奏曲』、『ルパン三世』など)、最近では佐藤健(『るろうに剣心』シリーズ、『BECK』、『バクマン。』など)といった俳優たちが演じ、高評価を得ている。一方、マンガの実写版は、原作ファンたちからの非難や怒りを買うと、一気にそれまでの実績や高評価を台無しにしてしまう可能性もある。そうしたなか、漫画実写化ではすでに定評のある藤原竜也は、その実績からもはや批判を受けない存在となっているが、鈴木亮平がこれまで演じてきた役の振り幅の広さ、肉体改造で見せた体型・体格の振り幅の広さを見ても、藤原に次ぐ漫画実写化作品の担い手となる可能性は十分にありそうだ。

最終更新:10/16(日) 11:57

オリコン

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