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オールメールで魅せる抱腹絶倒のラブコメディ、Dステ19th『お気に召すまま』開幕

デビュー 10/14(金) 22:36配信

 俳優集団D-BOYSによる演劇公演「Dステ」の19作目となる『お気に召すまま』が、14日より東京・本多劇場にて開幕。本番に先駆けて、初日公演直前には公開ゲネプロが行われ、キャストからのコメントが届いた。

【写真】Dステ19th『お気に召すまま』ゲネプロの模様

 シェイクスピア没後400年にあたるメモリアルイヤーに上演するのは、本格的喜劇『お気に召すままま』。Dステではこれまで、演出に青木豪氏を迎えて、シェイクスピア作品の『ヴェニスの商人』(2011年)、『十二夜』(2013年)をオールメール(全員男優)で上演。今作が、青木豪×Dステ×シェイクスピアの第3弾となる。

 シェイクスピア喜劇の中で”一番幸福な物語”とも言われる『お気に召すまま』は、各々の事情でやってきたアーデンの森で、軽妙洒脱な恋模様に彩られながら権力争いや兄弟の確執も乗り越えたどり着く真実の愛を描く、抱腹絶倒の本格コメディ。キャストには、柳下大や前山剛久らD-BOYSメンバーに加え、加治将樹や遠藤雄弥のD-BOYS卒業メンバー、そして、松尾貴史、石田圭祐、鈴木壮麻という個性溢れる実力派キャストが脇を固める。

 柳下演じるオーランドーと、前山演じるロザリンドを中心とした、登場人物たちの様々な恋愛模様が繰り広げられる本作。運命的な出会いで恋に落ちる瞬間の高ぶる感情、好きな人を思い浮かべてうっとりしたり、好きすぎるあまり、余計なことを考えてつい落ち込んだり……誰もが一度は経験したことがあるであろう、恋する男女のピュアな想いをキャストたちが感情豊かに表現。

  オールメールで上演されることも本シリーズのみどころの一つ。ロザリンドを演じる前山とシーリアを演じる西井が舞台に登場すると、舞台上が一気に華やかになり、その可愛らしさに目を奪われる。ロザリンド役の前山は、見た目の美しさはもちろんのこと、手の仕草一つとっても上品かつしなやかに表現し、シーリア役の西井は、天真爛漫で元気いっぱいな娘をキュートに演じる。

また、同じく女役を演じるフィービー役の山田悠介とオードリー役の遠藤雄弥は、チラシビジュアルでも強烈なインパクトを残していたが、舞台上でも、見た目のインパクトに負けず劣らず、ひと癖もふた癖もある個性的な娘を見事に熱演。

 ときおり、キャストたちが客席後方や通路扉から登場したり、客席通路で芝居中に観客に絡んだりする演出もあり、劇場全体が『お気に召すまま』の世界観に包まれる。シェイクスピア作品とはいえ、青木豪氏の演出では、戯曲ならではの難しさは一切なく、思わず笑ってしまうようなコミカルな芝居や演出も満載。個性豊かなキャラクターが繰り広げる“ラブコメディ”として、気軽に楽しめる工夫が散りばめられている。

 また、Dステ版シェイクスピアではお馴染みになっているが、過去2作品同様、開演前から舞台上にキャストが登場。それぞれ、発声練習やウォーミングアップ、ゲームで緊張をほぐしたり、まるで本番前の楽屋裏を覗いているような感覚になる。キャスト同士の他愛もないやりとりに、くすっと笑ってしまう和やかな空気が劇場全体を包むため、観客側も変に構えたり、緊張したりせず、リラックスしたまま本番を迎えることができる演出になっている。さらに、開演時には楽器隊が生演奏でお出迎えということで、時間に余裕を持って劇場に行くことをオススメする。

【キャスト・演出家からのメッセージ】
柳下大
「40日間たっぷり稽古させていただいて、やっと皆様にお見せできるのが楽しみで仕方ないです。笑いあり、恋愛ありのドタバタラブコメディ。なのに、ちょっと切ない?!保“笑”します。新しいシェイクスピアの世界を観に来てください」

石田圭祐
「若い人たちのスピードとエネルギーに負けないように頑張りたいと思います。まあ、おじいさんの役なので、若づくりしなくても良いのですが…と思っていたら、一人二役でもう一つの役は若づくりしている役でした」

三上真史
「芸術の秋、『お気に召すまま』は観賞する度に感じ方が変わる、まさに絵画のような味わいの喜劇。それを僕らで新たに全力でアートにしました。恋の素晴らしさ、生きる意味等、全部抱きしめて思いっきり笑ってやってください」

加治将樹
「出演者は個性豊かで、毎日が本当に楽しい稽古でした。Live感をぜひ楽しんでほしいですし、私としては毎回全力でこの作品を楽しもうと思っているので、ぜひ千秋楽まで皆様と最高の作品を作り上げたいと思います」

西井幸人
「初シェイクスピア『お気に召すまま』初物づくしですが、自分のテーマである“役で遊ぶ”を常に意識して初日から千秋楽までえ舞台、役を楽しみたいと思います。笑えて共感出来ます。皆さんの“お気に召す”作品になりますように」

前山剛久
「『お気に召すまま』はとても純粋な恋の物語。僕はロザリンドを演じる上で、観る方に恋の甘酸っぱさがしっかり伝わるように心がけています。今、恋をしている人も、昔、恋をしていた人にも恋の素晴らしさを知ってほしいです」

牧田哲也
「出演している自分が言うのもなんですが、シェイクスピア作品で400年も昔で、人種も文化も違う作品なのに、こんなに笑えるんだというほどに面白い作品に仕上がっていると思います。ぼくもその“笑い合戦”に負けないようがんばります(笑)」

遠藤雄弥
「約一ヶ月半、稽古を積んできました。毎日どんどん面白くなっていくここのキャラクター、物語。たくさん笑っていただき、温かい気持ちになる作品になっていると思います。ぜひ劇場に足を運んでいただき、体感していただきたいです」

松尾貴史
「個人的には初めてのシェイクスピア作品への紛れ込みなので、世界観に溶け込めるかどうか非常に楽しみです。大好きな下北沢の地で演じることが出来て嬉しいです。馴染みの飲み屋が多いからだろうというのはたぶん勘違い」

鈴木壮麻
「学生時代からずっと大好きな街、下北沢。この街のそこかしこにたくさんの思い出があります。そしてこの度、本多劇場に初めて立たせていただきます。何と幸せなことでしょう。Dステ『お気に召すまま』御期待下さい!」

大久保祥太郎
「シルヴィアス役の大久保祥太郎です。恋する男女の悩みや葛藤、甘酸っぱい気持ちなどが、とてもキュートで面白く、そして切なく描かれております。シルヴィアスのフィービーに対するまっすぐな愛に注目してください!」

山田悠介
「マーテクスト/フィービー役を演じます。今回、念願だった女性役に初挑戦しています。高慢ちきで“ブサイク”な女性なのですが、恋に打ち込む姿はかわいいのではないかと自負しております。シルヴィアスとの掛け合いも見どころです」

演出・青木 豪
「“一番素敵なことは恋”というテーマを軸に、笑いあり笑いあり美しさあり、で作りました。演技力の確かな客演陣に助けられ、D-BOYSファンだけでなく、芝居を見慣れない方にも楽しんでいただける作品になっております」

 Dステ19th『お気に召すまま』は、東京公演が10月14日(金)~30日(日)まで本多劇場にて、山形公演が11月12日(土)、13日(日)にシベールアリーナ、兵庫公演が11月19日(土)、20日(日)に兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールにて上演される。
 
 なお、オーディションエンタメサイト『Deview/デビュー』で掲載中のD-BOYS連載(下記URL参照)では、柳下大×牧田哲也×前山剛久のインタビューを公開中。本作への想いをたっぷりと語っている。

最終更新:11/21(月) 19:52

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