ここから本文です

<高校サッカー展望>昌平が筆頭 正智、聖望、狭山ケ丘、武南が追う/埼玉大会

埼玉新聞 10/14(金) 6:30配信

 サッカーの第95回全国高校選手権埼玉大会(埼玉新聞社など後援)は15日、52校による決勝トーナメントが開幕する。決勝は11月20日、埼玉スタジアムであり、優勝校は全国選手権(12月30日~来年1月9日・埼玉スタジアムほか)に出場する。高校総体出場の昌平と聖望学園は3回戦、昨年王者の正智深谷など、そのほかのシード校は2回戦から登場する。優勝争いを探った。

 優勝争いは高校総体3位の昌平が筆頭候補に挙げられる。追うのは2連覇を目指す正智深谷、高校総体出場の聖望学園、同4強の狭山ケ丘、県S1リーグで首位に立つ武南になりそうだ。

 昌平~正智深谷ゾーンは、この両校に武南が絡み、浦和東も食い込んでくる。昌平はJ1広島入り決定のMF松本、複数のJクラブが興味を示すボランチ針谷と、同じくボランチ新垣、ワントップ本間らとタレントが豊富。関根と石井の両CBが堅く、県S1リーグ最少13失点にとどまる。

 昨季の優勝メンバーが多数残る正智深谷。高校総体県予選は故障者が出ていたものの、今大会はフルメンバーで臨めるようだ。ボランチ小山が要で、攻撃は玉城、田島、新井、鈴木と実力者がそろう。ガーナ人ハーフのMF今岡も台頭し、GK戸田、DF田村が中心の守備も安定する。

 巧みな連係が持ち味の武南はボランチ奥村がかじ取り役で、県S1リーグ最多59得点中の攻撃陣は玉上、各務がゴールハンター。武南は3回戦で浦和東とぶつかりそう。昨年2回戦で対戦し、延長戦の末に浦和東に軍配が上った。その浦和東は米田、中村、広井の得点源に、ボランチ近藤が好選手で熱戦は必至。

 狭山ケ丘~聖望学園ゾーンは実力が拮抗(きっこう)。ハイプレスが売りの聖望学園は3トップの一角の高木、成長株の清水と田中らが攻撃を引っ張る。GK山田、DF陸田と守備もそつない。狭山ケ丘は野村、小川の2トップがたくましくなった。ボランチ須川が軸で、GK西田がチームの大黒柱だ。

 市浦和も優勝争いに顔を出すと予想する。前線は中尾が得点をうかがい、中盤は中村がまとめる。2年生岡本がボールを動かし、キックも正確で、1年生FW吉田は得点感覚がいい。1回戦屈指の好カードは西武台と、主将の須長ら3年生に責任と期待が懸かる成徳大深谷は見応えあり。

■浦和の名門ずらり

 さらに、市浦和~浦和西ブロックは、この両校に浦和、浦和南とかつて全国制覇した名門がずらりと並んだ。4チームともOBが指揮を執り、埼玉サッカーファンを喜ばすブロックで要注目だ。

最終更新:10/14(金) 6:30

埼玉新聞