ここから本文です

伊勢崎淳さんらモニュメント制作 岡山県備前焼ミュージアム前 15日除幕

山陽新聞デジタル 10/14(金) 8:10配信

 岡山県備前市伊部の市立備前焼ミュージアム前に、備前焼の重要無形文化財保持者(人間国宝)伊勢崎淳さん(80)らが手掛けたモニュメントが完成した。国史跡・伊部南大窯跡(同所)の柱をモチーフにした大作で、伊部地区で15日に開幕する備前焼まつりで除幕する。

 モニュメント「窯柱(かまばしら)」は、直径50センチ前後の円筒状の5本の柱(高さ1・6~2・2メートル)が一列に並ぶ。すべて赤褐色で、表面に入った縄目とざらざらした土の質感が迫力を感じさせる作りとなっている。

 同ミュージアムのオープン1周年を記念し、市が備前焼の里のシンボルとして伊勢崎さんらに制作を依頼。同市内で創作活動に取り組む30代の若手作家8人と共同で作り上げた。今後、モニュメントの周りには木や植物を植える予定で、総事業費は約600万円。

 伊勢崎さんは「『支える』をキーワードに、地域を支えてきた窯柱をモチーフにした。備前市と備前焼が力強く発展する未来をシンボライズした」と話している。

 同ミュージアムは、前身の県備前陶芸美術館を運営していた一般財団法人から建物と土地、所蔵品47点の譲渡を受けた市が、昨年10月にオープンした。

最終更新:10/14(金) 8:10

山陽新聞デジタル