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新日鉄住金、物件向けH形鋼1万円以上値上げ

鉄鋼新聞 10/14(金) 6:00配信

 新日鉄住金は13日、物件向けH形鋼の販売価格をトン1万円以上値上げすると発表した。原料価格の高騰分を製品価格に転嫁するもので、店売り向けに先行して申し入れを開始した。10月契約(11月ロール)分の店売り向けH形鋼販価についても、5月契約で実施したトン5千円の値上げの完全浸透を図る。

 同社は店売り販価について「5月の値上げは道半ば。今回の販価は実質的な値上げだ」(建材営業部)と強調。数量より価格重視の姿勢を徹底し、価格が合わなければ受注回避も辞さない構え。「自助努力で吸収できない原料高を転嫁するため、できるだけ早期にトータル1万円以上の値上げとなるよう追加値上げも実施する」(同)。
 国内建築需要は全般に堅調。国土交通省の建築着工統計から試算する全建築の換算鉄骨量は、直近8月で49万8千トンと08年のリーマン・ショック以降の最高水準となった。
 また、2千平方メートル未満の小規模鉄骨造についても8月は18万トンと高水準。今年4月から8月までの累計でも84万6千トンと、ここ5年間で2番目に高い水準となるなど建築物の規模を問わず需要の増加傾向が目立ってきた。
 需要環境が好転する一方で、厳しい収益状況が続く。特に高炉メーカーは、原料炭価格の高騰により一段と厳しい採算事情に陥ることは必至。
 新日鉄住金では値上げについて「現在の苦境を丁寧に説明して需要家にご理解いただくよう努める。強いスタンスとスピード感を持って取り組み、貫徹させたい」(同)としている。

最終更新:10/14(金) 6:00

鉄鋼新聞

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