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「MRJ」17日以降に米で飛行試験

日刊工業新聞電子版 10/14(金) 15:23配信

三菱航空機社長が表明

 三菱航空機(愛知県豊山町、森本浩通社長)の森本浩通社長は14日、開発中の国産小型ジェット旅客機「MRJ」の米国での飛行試験を17日以降にも始めると明らかにした。試験1号機を9月末に米ワシントン州の空港に運び終えたが、飛行試験の開始時期は公表していなかった。商業運航に必要な型式証明取得には、累計2500時間の飛行試験が必要になる。森本社長は「早く飛ばさなければならない」と意気込みを示した。

東京ビッグサイト(東京・有明)で開催中の展示会「2016年国際航空宇宙展」の講演で表明した。同社は18年半ばにMRJの量産初号機をANAホールディングス(HD)に納入する計画。年内に試験2-4号機も米国に運び、飛行試験を本格化する。空港周辺の気象条件の良さや、高地、極寒など多様な試験環境を生かす。

量産初号機の納入時期が18年半ばより遅れる恐れが出ている点については「まだ検討しなければならない項目はもちろん残っている」と述べるにとどめた。

最終更新:10/14(金) 15:23

日刊工業新聞電子版