ここから本文です

岩手復興への思いをオルゴールに 岡山・美作の玩具博物館が小学校へ寄贈

山陽新聞デジタル 10/14(金) 10:10配信

 岡山県美作市湯郷の「現代玩具博物館・オルゴール夢館」は、東日本大震災で被災した岩手県大船渡市の小学校にオルゴールを寄贈する。表面には美作第一小(湯郷)児童が励ましの絵やメッセージをかいており、16日に現地で開催されるイベントで関係者に手渡す。

 現代玩具博物館は被災地支援として2015年に大船渡市で開かれた「市産業まつり」で、子どもたちに積み木遊び、おもちゃ作りを楽しんでもらうブースを出店。今年も同様のブースを設けるに当たり、11年の震災直後に美作第一小が義援金を贈った綾里(りょうり)小にオルゴールをプレゼントすることにした。

 オルゴールは同館が所有する三角(黄色)、四角(緑色)、丸(青色)の形をした3種類で、綾里小の全児童101人分を用意。子どもたちの交流につながればと、美作第一小にメッセージを依頼し、9月下旬から全児童231人が油性ペンで好きな絵や「がんばれ」「友だち」などの言葉をつづっていた。

 12日、美作第一小で式があり、児童代表が同館の橋爪宏治館長に完成したオルゴールを手渡した。児童が歌った東日本大震災の復興支援ソング「花は咲く」のCD、同小などを紹介する手紙も添えており、6年生女子(12)は「復興に向け頑張ってほしいという気持ちを、オルゴールを通して届けられたらうれしい」と話した。

 橋爪館長は「大船渡の子どもに美作から心配してくれる友達がいることを伝えたい。交流が今後盛んになっていけば」と期待している。

最終更新:10/14(金) 10:10

山陽新聞デジタル