ここから本文です

富山市議会自民党 電報自粛へ議員たちの本音は/富山

チューリップテレビ 10/14(金) 10:20配信

 政務活動費の不正で10人もの辞職者を出した富山市議会・自民党会派は、12日、信頼回復への第一歩として地元住民への弔電や祝電を自粛することを決めました。

 議員たちの本音は。
 そして市民の受け止めはどうなのでしょうか。

 富山市議会・自民党は、12日、慣例となっていた地元住民への弔電・祝電を会派として自粛することを決めました。
 市議たちは、この方針をどう受け止めているのでしょうか。

 「弔電だけで年間200件くらい出している。全くお話したこともないし、どこに家があるのか分からない人にも出している。これはどう考えてもやめたほうがいい」(社民党・村石篤代表)

 「議員は出すものという変な風習があった」(民政クラブ・橋本雅雄会長)

 「弔電を出さなかったときに、弔電くらい出しておけと言われることがある。毎朝お悔やみチェックから始まるような生活。毎日そういうことに追われるのはどうかと思う」(共産党・赤星ゆかり代表)

 「年間100件前後。お金にすれば年間6万円ほど。議員は立場が弱いので、嫌われたくない、敵を作りたくないというのがある。全員で弔電をやめれば怖くないという話でこうなった」(自民党・五本幸正会長)

 一方、電報をもらう側の市民は…。
 「いらんがんないの?だって親戚でもなんでもないのに必要ない」「なんか儀礼的な面もありますし、売名的なものも感じるし、なくていい」「来もしないのに弔電が来るのはおかしい。どこの葬式に行っても来ている。そういうことを今更議論しなければいけないのがおかしい」(市民)

 県内では、小矢部市・砺波市・射水市など7市町村の議会がすでに弔電を自粛しています。
 このうち射水市議会は、2004年の市町村合併に伴って10年以上前に自粛を決めました。

 「議員の個人負担ですし、受け取る側の思いも考えると今後やめたほうが良いのではないのかという意見で統一された。当初は市民からなんで弔電が来ないんだと思われたかもしれないが、今は全然思われていない」(射水市議会・津田信人議長)

 出す側と受け取る側がともに不必要と考えながらも、富山市議会では、これまで祝電や弔電の自粛について議論が本格化しませんでした。

 専門家はー
「なくせるものはなくしていこう。その第一歩ということで評価すべきこと。本来は議員報酬引き上げをいう前に当然、無駄なお金がかからない地方政治にするという議論があってしかるべき。それが政務活動費不正問題があって、議員が10人以上辞職する事態にならないと弔電の廃止というレベルのことも出てこないのかと残念ではあった。遅すぎる」(高岡法科大学・樋口雄人教授)

 自民党会派では、この電報の自粛の方針について、次の各会派代表者会議に提案し、市議会全体で賛同を求めるとしています。

チューリップテレビ

最終更新:10/14(金) 10:20

チューリップテレビ