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千葉市長、ロンドンでパラ遺産視察 学校の取り組みに関心

千葉日報オンライン 10/14(金) 11:20配信

 【ロンドン=塚越渉】2012年ロンドン・パラリンピックのレガシー(遺産)を視察するため、熊谷俊人市長は現地時間11日にロンドン入りし、同12日は関係団体との会合や小学校などを訪問した。史上最大の成功を収めたといわれるロンドン・パラリンピックの関係者から大会前後の取り組みを聞き「20年の東京大会に向けて市としてやるべきことがクリアになった」と手応えをつかんだ様子だった。

 熊谷市長は、パラスポーツを体育の授業で実施している小学校を視察し、児童からゴールボールと車いすバスケットボールを披露された。学校関係者は「大会前から学校で障害がある人、ない人の混合チームを編成しパラスポーツの学校対抗戦を開いた」とし、子どもたちの障害に対する認識を高める効果があったと強調した。

 同校がある地域では対抗戦がレガシーとして残り、いまだに20%ほどの学校がパラスポーツを授業カリキュラムに取り入れているという。

 英国パラリンピック委員会との会合では「大会後に障害者アスリートとの交流機会を設けたことで、市民のパラリンピックに対するイメージは継続的に改善している」と説明を受け、スポーツボランティアの登録、派遣を行う慈善団体からは「表彰などで感謝の気持ちを伝え、モチベーションを維持させてきた」と、ボランティアに活動を継続してもらうことが重要とのアドバイスをされた。

 視察後、熊谷市長は「千葉市でもできると確信したものがあった。パラスポーツの学校対抗戦という発想は面白い。帰国後、市教委と調整したい」と話した。

 熊谷市長は現地時間14日までロンドンを視察し、帰国する。

最終更新:10/16(日) 10:24

千葉日報オンライン