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球場で開催 ゴルフと野球の垣根を越えたプロモーションイベント

Full-Count 10/14(金) 12:38配信

野球のスタジアムで「ライダーカップナイト」開催

 2年に1度の欧米ツアー対抗戦「ライダーカップ」は9月27日から10月2日まで米国ミネソタ州のへーゼルティンナショナルGCで熱戦が繰り広げられた。

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 その2週間ほど前に私はミネソタ州を訪れたが、空港に降り立つとターミナルにはライダーカップを宣伝するポスターが数多く貼られていた。MLBシーズンが大詰めを迎え、NFLシーズンが始まったミネソタ州でゴルフの風が流れていた。

 残念ながら私はライダーカップの会場へ足を運ぶことはできなかったが、9月20日にはミネソタ・ツインズとデトロイト・タイガース戦が行われるターゲット・フィールドを訪れた。この日、ゴルフとは全く関係のないはずの野球のスタジアムで「ライダーカップナイト」が開催されており、野球の現場でスポーツの垣根を越えて、ゴルフのビッグイベントを宣伝するプロモーションが行われた。

 球場には、訪れた野球ファンたちがライダーカップに触れることのできるブースを設置。さらに、ライダーカップを宣伝するトラックもスタジアム外に置かれ、ミニパットを体験できるコーナーも設けられていた。また、野球観戦に訪れたファンだけでなく、通りすがりの人も触れることのできるプロモーション活動をスタジアム外で行った。

 それ以外にも、限定グッズ付きのチケットが販売され、ミネソタ・ツインズの帽子にライダーカップのロゴを含んだアイテムが購入者に配布された。これらの売り上げの一部は、次世代や退役軍人へのゴルフ支援をする「PGA REACH」やゴルフ底辺拡大のためのプログラム「ザ・ファースト・ティー」に寄付されるようだ。

日本でもスポーツの垣根を越えた取り組み

 この日、始球式を務めたのはミネソタ州出身で、今回のライダーカップでも米国代表の副キャプテンを務めたトム・レーマンだった。試合が始まってからもビッグスクリーンではライダーカップが宣伝され、打者の1順目の打席で表示される選手たちの写真がゴルフシャツを着用したものだった。ツインズ側も「ライダーカップナイト」でしか見られない独自のコンテンツで協力し、街全体でライダーカップを迎え入れている様子がうかがえた。

 日本でも最近は動画配信という技術で野球とゴルフのスポーツの垣根を越えた取り組みが目立っている。

 パシフィックリーグマーケティング(PLM)では昨年に引き続き、今年も2大会において日本のプロゴルフとタッグを組んだ。パ・リーグTVのライブ配信プラットフォームを利用し、PGA大会特設ページとパ・リーグTV内にてライブ配信を実施。現在もスマホ、PC、タブレットでPGAジュニアゴルフ選手権大会の太平洋クラブカップとPGAシニアツアーのアルファクラブCUP シニアオープンの見逃し配信をパ・リーグTV内で視聴することができる。

 メジャーリーグの試合が開催されているスタジアムではゴルフ大会のプロモーションが行われ、日本では野球コンテンツを提供する公式サイト(パ・リーグTV)でゴルフの映像が見られるようになった。こういった競技の垣根を越えたさまざまな取り組みが、スポーツ界の輪をさらに広げ、スポーツ界全体を盛り上げていくことになるのだろう。

(記事提供:パ・リーグ インサイト)

「パ・リーグ インサイト」新川諒●文

最終更新:10/14(金) 12:45

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