ここから本文です

豊島の産廃処理完了は17年3月 香川県、新たに2千トン確認で先延ばし

山陽新聞デジタル 10/14(金) 22:47配信

 香川県・豊島の産業廃棄物不法投棄問題で、浜田恵造知事は14日の県議会本会議で、産廃の島外撤去、無害化処理の事業完了が来年3月30日ごろになるとの見通しを明らかにした。約2千トンの産廃が新たに確認されたためといい、同3月20日ごろとしていた従来の完了時期を先延ばしした。

 県と住民が2000年に合意した公害調停に基づく産廃の撤去期限は来年3月末。県は無害化処理と合わせ、期限内の完了を県政の最重要課題と位置付けているが、さらに別の産廃が見つかる可能性もあり、予断を許さない情勢だ。本会議で浜田知事は「極めて厳しい状況だが、全力で取り組む」と述べた。

 県廃棄物対策課によると、新たな産廃は今月1日のレーザー測量で見つかった。汚染土壌を含む総量は91万5千トンに上ることになり、今後、処理施設のある香川県・直島と往復する産廃運搬船の運航を11月から増便するなどして期限内の処理完了を目指す。

 産廃の不法投棄は1980年代に本格化し、90年に兵庫県警が業者を摘発。香川県は当初、全体量を67万5千トンとみて2013年3月末までに事業を終える計画だった。今年9月末までの達成量は処理ベースで95%前後。

最終更新:10/14(金) 22:47

山陽新聞デジタル